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部下の力を引き出す

部下育成にまつわる6つの質問

①「部下育成」が大事な理由は何か?
②多忙な中、どうやって業務と部下育成を両立させれば良いか?
③言いにくいことをうまく伝えるコツはありますか?
④どうしたら部下の本音が分かるか?
⑤未経験領域の部下を持った時、どのような関わり方が良いか?
⑥成長意欲のない部下のモチベーションをどう高めれば良いか?



①「部下育成」が大事な理由は何か?

5人の部下が100%の力を出すと→500%
5人の部下が80%の力を出すと→400%(−1人分)
5人の部下が120%の力を出すと→600%(+1人分)

自分がやるよりもやる気にさせる方が有効

①-1 目標達成は、自分ひとりでは実現できない。

・自分の無知を知り、未熟を知ること
・一人で全部はできないと認識すること
・だから人に助けてもらえる人になること
部下ではなく、パートナーと思うこと
・どんな相手からも学ぶこと
・自分に永遠はない、ここで働くのは有限、今だけ
・自分が、自分が、はいつまでも続かない

①-2 部下が育つ=自分が育つ=会社が育つ

・育成遅れが事業拡大のペースを遅らせている
自分の次のステップに行かないといけない
・自分が組織に居座らず組織を刺激すべき
・長く居座って部下の夢を奪ってはならない
・部下を自分以上のレベルに育てる
・プレイヤーでなくコーチに徹する

①-3 成果を出したいなら部下に全身全霊で関われ

部下との約束を守らないと成果はない
・上司次第で部下は大成長する
部下は上司の鏡であることを知る
・信頼構築は時間が必要、崩壊は一瞬

②多忙な中、どうやって業務と部下育成を両立させれば良いか?

②-1 まず、自分に余裕をつくること

・自分の心に余裕を持つこと
・自分には余裕があると思うこと
・自分にはきっと出来ると期待すること
自分に余裕が無いと誰にどのような影響があるのか考えること
・常に時間に余裕を作っておくこと

②-2 自分の仕事のスピードをあげること

即できる事は即終わらせる
・100%理解して仕事に取り掛かる
・使える人はすべて使う
・業績に関係ない仕事を捨てる
・一番早い方法を身につける
・単純作業、反復作業は自動化すること
スピードがリズムを生む
巧遅拙速、巧遅拙速、巧遅拙速

②-3 忙しくてもやれること、毎朝声掛け、目を合わせ、表情を観察すること

・一人ひとりの存在を認知していることを伝える
名前/笑顔/元気×おはよう
・おはように気づきを一言添える
・少し遠回りでも横を通る、顔を見る、アイコンタクトをする

③言いにくいことをうまく伝えるコツはありますか?

③-1 「言いにくいことを伝える」場面を最大の成長機会と思え

・上司の成長機会であり部下の成長機会である
・失敗から判断基準を教えることができる
・一方通行でなく質問をして部下に話をしてもらう
部下に自分の言葉で話をさせ、気づかせる
・部下の話を最後まで聞き、自覚があるか確認する
・部会の言いたいことを聞き間違ってはいけない
・「他にも言いたいことはあるか?」「全部話せたか?」
・相槌を打つ、共感する
話す時間は「部下:上司=7:3」にする

③-2 言いにくい事でも事実を伝える

・都合の良い事だけをFBしない
・言いにくい事はポジティブにFBする
・相手そのものを否定しない、改善すべき言動に言及する
考えを押し付けるのではなく、導く
質問で気づかせる
・主語は自分とする、人の名を出さない
・提案する時は理由を3つ書き出しておく
・最後に納得しているか確認する
・事実を伝える:次勝つことを一緒に考える

③-3 部下を心から信じること

・部下の成長を真剣に思う
・部下の人生を真剣に考える
部下に期待する
・部下を正しい方向に導く
一人ひとりと向き合う

④どうしたら部下の本音が分かるか?

④-1 ”あなたを助けます”という姿勢を持つ

本音を知ってどうしたいのかをハッキリ言う
・部下があなたに解決を期待していれば本音を言う
この上司に本音を言ったら解決するか?
この上司に本音を話すことはリスク対価値があるか?

④-2 言いやすい環境を作れるか?が大事

・話す場所(広い、開放感、静か、リラックス)
・前後に予定がない時間を設定
・座る場所(対面に座らない)
・メンバー選定(1:1,2:1、誰が加わるか)
・相槌、共感、リアクションで雰囲気が作る
・「へー、そうなんだ、本当に?」
聞く:話す=7:3

④-3 ”うまく”聞き出す

・「●●について自分は自信がない、あなたの意見が聞きたい
・「解決のために、あなたの意見が必要」
・「あなたの力を借りたい
・「あなたの長所はハッキリものをいうところだから意見が聞きたい」
・「アドバイスがほしい
・「一緒に解決したいと思っている」
・「本当はどのように思っているのですか?」
・「他にありますか?」
・「それどうなったの?もっと聞かせて」
・「あなたの意見と真反対の意見の人が周りにいますか?」
・第三者に頼む「私のために彼の真意を聞いてもらえませんか?」

⑤未経験領域の部下を持った時、どのような関わり方が良いか?

⑤-1 キャリアを描くこともアドバイスできる

本気でその人のことを考えて、話を聞くことから
・専門職、その職の世界一の会社、個人はどこか?誰か?
・専門職世界プロになるには何が足りないのか?
・その専門職者が尊敬する人は誰か?それはなぜか?その人との違いは?
技術的キャリアと人間性キャリアを考えてもらう
・業務を直接教えてやれなくとも、上司はできることがある
・上司はその道で一番の人をつないであげる事ができる
・上司は作戦を一緒に考える事ができる、夢を描く事もできる

⑤-2 やったことがない領域でもマネジメントは同じ

・上司の仕事は問題解決
一人ひとりの悩みを解決して、いち早く信頼を得る
業務が専門職なだけで悩みは専門的ではない事が多い
・KPIを用いて明確なチームと個人の目標を一緒に作る
KPI、評価はハッキリさせる、誰が見ても同評価になるように具体定量で
こちらが学ぶ姿勢でやる、教え教わる、上司ではなくパートナー
自分の長所×あなたの長所で何が出来るか

⑥成長意欲のない部下のモチベーションをどう高めれば良いか?

⑥-1 存在を認める、興味を持つ、長所を知る

・MTで名前を指し、意見を述べる場を与え、存在を認める
毎日FBすることで相手に興味を示す、情熱を持つ
毎日感謝を伝えることで相手に興味を示す、情熱を持つ
価値観、強み、夢、課題、家族、やる気、悩み、人間関係、データベースを作る
・長所を見つける、長所をさらに伸ばすことを考える
・「チームの中で自分の存在感を感じますか?」と確認する
・「どのような時に自分の存在感を感じますか?」と聞く

⑥-2 成長を自分が心から信じて期待し、挑戦的な仕事を依頼する

あなたにしかできないとお願いする
あなたの長所がここだから出来ると期待する
一人前扱いする、大人扱いする
・会社の将来につながる大きな挑戦を用意する
・本人にとって大きなステージを用意する
・初回なら他部署との人脈、ネットワーク、スケジュールを用意する
・「この部下にはまだできない」と思ったら、自分がコーチになれ。

⑥-3 部下をHEROにする

・主役を部下に譲る
すべて部下の成果、手柄にする
部下の仕事っぷりを周りに広報する
・部下のキャラクター、長所を広報する
・部下一人ひとりに居場所をつくる
小さな成功体験を積み重ね、自信を持たせる
成功したら部署の中で先生、先輩として扱う


いろいろ書き出したが本当に難しい。
改めて読み返すと全然できてない。
定期的に見直そうと思う。





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