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終わらない詩を書こう

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常に進化を続ける変身作家の私が書いた詩をまとめたものです。”終わり”をテーマに書いています。
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#雨

詩 No.082 あめあめふれふれ

小雨になったから外に出よう 傘はさしたくない 雨にうたれたいの コンクリートから香る雨の…

詩 No.068 迷ったり探したり

人っ子ひとりいない黒の中 灯りを目指してズルズル 私を探してさまようけど どこにもいない …

詩 No.061 あの祭りの日

路地から光がポウッポウッとこぼれて、 逃げるように光を追う。 祭りがあった。 ドンチャン …

詩 No.045 どこにいるの?

雨や風が吹き荒れる 木は頭をゆらす 電線はなわとびみたい 瓦がとんであわや掠める 鳥の姿は…

詩 No.012 何事も適量で

あの家のヒマワリが枯れている すっくと伸びた茎 青々とした葉 輝く花弁 太陽を見る姿が好き…

詩 No.011 映る私

蒸し暑い雨の中、 私はたくさんの私を見た。 それは、雨粒に映る私の姿。 どれも違う姿をして…