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「自己実現」から「自他実現」へ ©1981cos-com No.0
<一般名詞化したくない>
今日から上記のタイトルで、色々な記事を書いていこうと思っています。
No.0としたのは、なぜ ©1981cos-com をつけたのか?を書いておきたいと思ったからです。
理由はサブタイトルのとおり <一般名詞化したくない> のです。
本来、ことばを独占することには抵抗があり、誰でもが自由自在に使えることが望ましいと思っているのですが、実は昨日、とても大切な気づきを仲間と共有しました。
「自己実現」ということばは心理学用語の名詞で、誰でもが使えます。
多少の解釈の違いはあっても人間の基本的欲求を満たす「マズローの五段解説」の五段階目を表す言葉です。マズローが晩年「六段階目があった」それは「超自我(自己超越)」だとも言われています。
私はなぜだかそれが「個人に重きを置いた西欧的な意識表現だな」と思っていて、かといって「利他主義」という言葉も「自分と他者を分断する」ことばのように感じています。
それはさておき、昨日の「大切な気づき」のお話をしたいと思います。
私たち(一般社団法人snug)は現在「自他実現講座」という講座や「企業内リレーション・プロデュース(コーチ・コンサル)」を仕事にしています。
昨夜の定例理事会で「<自己実現から自他実現へ>というタイトルなら、継続的にnote記事が書いていける気がする」と提案したところ、理事のひとりから「僕は『自他実現』ということばが、独り歩きしてしまうかもしれないという危惧がある」という発言がありました。
別の理事からは「たとえば『コーチ』ということばが、本来の意味とは全く違う解釈で拒否されたり、コーチに限らず『記憶による先入観』で判断されることって多いよね。自他実現も『自己実現の対概念』として、私たちの意図とはかけ離れた使い方がされてしまうかも」という発言も。
上記したように、私たちは「独占権」を主張したいのではありません。
その後の話し合いの中で「理念としての『自他実現』には、『サード・アンサー』や『感覚投入』というスキルが理解されて使えるようになるプロセスが必要だよね」
「そうだね。確かにサードアンサーや感覚投入、認知能力や非認知能力、非言語やことたまなど、これからの時代の『情報認知の戦い』に役立つことばはどんどん知らしめていきたいけれど、僕も会話の中で『自他実現』ということばは安易には使わない」
「自他実現ということばは『個の確立と共生』を意味する日本的な他者目線を含むことばだから、体感して再認識して欲しいね」などと話は盛り上がったのでした。
そんなわけでこれから少しづつ、<「自己実現」から「自他実現」へ>という記事をあれこれ、書き連ねていきたいと考えています。
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