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メンタルケアサービスのα版有料モニターを募集します!

こんにちは。スナモリです。
僕は今、株式会社ファンコミュニケーションズで新規事業を作る部署にいて、自分自身が精神疾患になった経験からメンタルヘルスケアのサービス開発に取り組んでいます。

今回、サービスのα版として機能をSlackとGoogleフォームを使って疑似的に提供し、使用感や改善点など議論させていただける有料モニターを先着で5名募集します!
以下サービスについて説明していきますね。


メンタル説明書

「メンタル説明書」というサービスを出します。
メンタルケア、特にうつ病のような疾患にかかった方が再発を防ぐために重要なことは自己理解で、それを促すために役立つのが日記です。
これはもう数々の論文で記載されています。

メンタル説明書は、アンケート+自由記述で日記を書いていただき、それを専門家が分析することで、あなただけの「メンタル説明書」を作成、自身のメンタルの客観的な状態・特徴を把握し、体調が崩れそうな時にすぐ対応できるようになれる、というものです。

ちょっと前に「A型の取扱説明書」みたいなのありましたよね?
そのメンタル版だと思っていただければと思います。


「メンタル説明書」の内容
説明書には、

・何に悩みやすいのか
・何に喜びを感じるのか
・生活の中で重要視している事
・考え方の特徴
・メンタル改善にオススメの方法
・自己採点結果まとめ

1か月分の日記を書き終えた段階で、日記の特徴を抽出・分析して上記の項目をメンタル説明書として作成しお渡しします。

このメンタル説明書は日記を継続して書き続けることで更新されていくので、常に最新のメンタルの取り扱い方法が分かるようになります。

日記に何を書けばいいか分からない、ということがないように、あらかじめ決められた質問にGoogleフォームで回答する形式としています。


日記のフィードバック
ただ日記を書いて内容を分析するだけではなく、資格(臨床心理士または公認心理師)を持ったカウンセラーがあなたの担当になって書いた日記に一言フィードバックをします。
第三者からの意見があることで、より客観的に自分自身を知るヒントを得られます。
メンタル赤ペン先生が一緒に伴走してくれるイメージですね。
フィードバックの回数は毎日、3日に1回、1週間に1回、フィードバックなしと選べます。

カウンセラーにチャットで質問
「ちょっと気になる」という日々の悩みやメンタルに関する困りごとがあれば、カウンセラーにチャット形式で質問ができます。
質問に関してはフィードバックを担当するカウンセラー以外にも可能です。
(質問は個人が特定されないように加工して、全体で共有させていただきます。また質問内容によっては該当するカウンセラーをこちらで指定することもあります。)


概要


メンタル説明書α版サービスの有料モニター募集要項
ここまでで、メンタル説明書サービスα版についてまとめます。

■やること
・1日5分で終わる日記をできるだけ毎日書く
■メリット
・客観的に自分を知ることができる
・メンタル不調に対応しやすくなる
・悩んだ時すぐ相談できる
・様々なカウンセラーと関わることができる
・日記を継続できる
・自分の「メンタル説明書」がもらえる
■対象になる方
・自身のメンタルを知りたい、または自己理解をしたい方
・過去に精神疾患の経験があり、再発したくない方
・なんとなく生きづらさを感じる方
・メンタルヘルスに興味のある方
・日記を書き始めてみたい方
・カウンセラー・カウンセリングに関わってみたい方
■募集人数と期間
募集人数は先着5名様です。
開始時期は12月中旬を予定しており、期間はまずは1か月間。
その後使用感などを議論させていただき、改良したうえで、継続するかの判断をしていただければと思います。
■料金
今回参加者の方にはモニター料金(※)でサービスを受けていただきます。
専門家への質問体制など開発予定のものと遜色ありませんのでご安心ください。
金額についてはお問い合わせいただければと思います。

(※)α版でも費用をいただく点について、まだ未完成ではあるものの、実装予定の機能に価値を感じて頂ける方と一緒にサービス作りたいと思っているからと、どうしても無料だとお互いに責任感が薄れてしまう恐れがあるためです。
ご理解いただけますと幸いです。

「メンタル説明書を使ってみたい!」「興味がある!」という方。
ぜひ僕のTwitterのDMか、Facebookメッセンジャーにご連絡ください!
詳細な内容やモニター料金についてお伝えさせていただきます!



メンタル説明書に取り組む理由

このサービスをやりたいと思った理由について、少しお話させてください。

僕が事業を通じて達成したいことは、こちらのnoteにも書いたんですが、

1. 精神疾患になる人を減らしたい
2. 精神疾患でも生きやすい世の中にしたい

この2つです。

これを達成するために何から取り組めばいいか。
手段の1つとして「生きづらさを感じている人たちが思っている事をなんでも話す会」というものを実施しています。
生きづらさを抱えた人たちが普段思っていることを何でも話しましょうという交流会です。
これまでにオンラインで3回開催しましたが、回を重ねるごとに参加してくれる方も増えていて、「気持ちが楽になった」「同じ悩みの人もいて参考になった」などポジティブな意見をいただいています。

精神疾患にならないために、生きやすくなるために、家庭と職場以外の第三の場で話をすることはとても重要だし、今後も継続していきたいなと思っています。
次回の交流会は12月4日で、男性限定の男祭りを予定しているのでご興味ある方はぜひ!


すいません宣伝しました。
交流会以外でも目的を達成するため、調査やユーザーインタビューなどをしているのですが、やはりカウンセリングがメンタル良くするために大事だな、と。
しかし一方でカウンセリングのハードルが高いと考えられているということも分かってきました。
要因として下記のような意見があります。

・本音で話しづらい(口頭で話せない)
・価格が高い
・予約制だから悩んだ時にすぐ受けられない
・カウンセリングで何が変わるのか分からない
・相性の悪いカウンセラーだったらどうしよう


価格や予約の仕組みについては、オンラインでの実施や短い時間で安くするなどのサービスがすでにあったりします。
が、インタビューをしていると、これは言い方悪いですけど、カウンセリングは「メンタルヤバそうな人が受ける、よく分からない人達が話を聞いてくれるサービス」に見えていて、受けようと思うに至っていないという課題が浮かび上がってきました。

「メンタル説明書」は日記を書いて自己理解を深め、客観的な自分を知るということが特徴ではありますが、カウンセリングやカウンセラーと関わりやすくするということも目的の1つとして捉えています。

日記のフィードバックやチャットでの質問を通じてカウンセラーと多く接点を持ち、カウンセラーがどういう会話や分析をするのか知ることで、メンタルヘルスをより身近に感じてもらいたい。
その上で、ハードルが高くなっているカウンセリングの一歩手前のサービスを提供したいと思って取り組んでいます。

相談することが恥だと考える思想など、カウンセリングを遠ざけている原因は多々あると思うのですが、まずは「メンタル説明書」で課題解決を目指していきたいと考えています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
参加してみたい方もですが、もっとこうした方が良いんじゃないとか、「頑張ってね」だけでも小躍りして喜ぶので、ご連絡お待ちしています!

よろしければサポートお願いいたします。 カフェで書くことが多いので、コーヒーを飲ませていただければと存じます。