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「生きづらさを感じている人たちが思っている事をなんでも話す会」

こんにちは。
note書くの久しぶりで照れますね。
最後に書いてから日が経ってしまいました。

頑張って続けようと思ってたんですけどね。
時間取れなくなると書けなくなって、習慣にしていたものが途切れると、やる気なくなっちゃいますもんね。
しょうがないですよね。

言い訳しました。すいません。
ちょっと本題に入りますね。
あ、ちなみに画像は、こないだ虹出たときにうちのベランダから撮ったもので、本文とは全く関係ありません。



「生きづらさを感じている人たちが思っている事をなんでも話す会」をやります

まず告知をさせてください。
今、仕事をする上で人間関係に悩んでいたり、やりがいを見出せなかったり、タスク量多すぎてしんどかったり・・・。
そういった生きづらさを抱えている方、ぜひそれを話していただけませんか?

「生きづらさを感じている人たちが思っている事をなんでも話す会」をやります。

ファシリテーターは、もともと精神疾患を持っていて現在は克服している産業カウンセラー兼鍼灸師の米倉まなさんにお願いをさせて頂いています。


人数は最初っていうこともありますし、あんまり多いと全員が話せないとも思うので、5人くらいで。
9月4日(土)の21時から、オンラインでやるので、どこからでも参加できます。
詳細な時間は集まってくれた人たちでまた決められればと。

少しでも興味ある方、僕のTwitterのDM、またはFacebookのメッセンジャーにご連絡ください。

日頃のストレスをはきだして、生きづらさを少しでも解消していっていただけたら嬉しいです。
匿名かつ顔出しもしなくって大丈夫です。

ちょっとした愚痴を発散する会、みたいな感覚でぜひご参加お待ちしています。


そしてですね、なぜこれをやろうと思ったのか。
長くなってしまうのですが、ぜひ経緯や実施したい想いみたいなところをお伝えさせてください。


適応障害を発症した

ちょっとだけ僕の社会人歴のことをお伝えさせてください。

僕は25歳で適応障害と診断を受けました。
当時僕はファンコミュニケーションズという会社で仕事をしていました。
叶えたいことと、会社でやっていたことが合致していたこともあり、すごく仕事にのめりこんでいたんですね。

ただ、自分のキャパを超えた業務(自分ではそうは思ってない)を行っていたようで、やりたいのに出来ないことが悔しくて、だからより打ち込んでしまっていたり、家族の問題もあったりして、とにかく体と心が休まる暇がなかった時期でした。

ある日、いつも通り出社しようと玄関のドアノブに手を掛けたらめちゃめちゃ重い。
ドアを開けることができず、家から出られなくなりました。
翌日、家は出られたんですが今度は電車に乗れない。
改札の前で動けなくなりました。
その翌日は電車に乗れて会社までたどり着けたんですが、頭がぼーっとして何も考えられなくて気分も悪い。

風邪の症状や熱があるとかではなかったですが、一応内科で診てもらって、でも異常なし。
「まさかね」と思って精神科に行くと、適応障害と診断を受けました。
診断書をその場で書いてくれて、3か月休職することになりました。


自分が適応障害だなんて信じられない。
というかなんだそれは、って感じでした。
医者に対しても「適当言いやがってヤブ医者め」みたいなこと思ってました。


まぁでも休めと言われたので休むことになりました。
休職直後は
「仕事しなくていいんだ!いぇーい!」
「何もしなくてもお金もらえる!いぇーい!」
ってちょっと思ってました。すいません。

そして休んでる時って本当に何もしないんですよね。
ひたすら乃木坂46の過去動画とかDVDを見てました。
正直昼夜逆転してました。すいません。


楽しんでるっぽく書きましたけど、休んでいる間の取り残される感じは怖かったですね。
活躍する周りの人を見て、自分は大丈夫なのかなぁと。
周りと自分を比較することも良くないですけどね。

あとやっぱり最初の2週間くらいは意欲がまるでなくなっていて、何も手につかない、何も考えられない状態ではありました。
なので休むことで、仕事に戻れると信じて、とにかく今は何もしないでいようと。


2か月くらいすると、朝散歩に出たり図書館行ったり(仕事と同じ状況にするため)規則正しい生活も定着して、仕事の意欲も取り戻してきてはいたので、そろそろ復職かなと思い始めていました。

ただ復職の直前は本当に怖かった。
戻っていいのかなとか、また同じ症状出ないかなとか。
何より会社に受け入れてもらえるかが一番心配でした。


でしたけど会社や上長の理解もあって、スムーズに戻れました。
業務内容も考慮してくれて、そこから3年くらいは問題なく仕事出来たと思います。
柔軟に対応してくれた会社には感謝しかありません。



再発してしまった

問題なく仕事が出来た3年間で調子乗っちゃったとこもあって、転職することにしたんですね。
新天地でさぁ頑張ろうと。
そう思っていた矢先に父が亡くなりました。
何かを決める時には必ず相談していた。本当に信頼していました。



つらかった。
家に帰ってくると毎日勝手に涙が出てきます。

何のために生きているのかとか、飛び降りてしまおうとか、悪い考え方になっていたこともしょっちゅうでした。
でもその勇気もなくって、ただ、なんとなく生きている状態。

寝られなくもなったので、お酒に頼って無理やり眠って、二日酔いのまま出社したことも何度もありました。
当然そんなので長続きするわけもなく、僕はまた休職することになりました。
でもそれを誰にも言えなかった。
弱い自分を見せるのが嫌だったんだと思います。
家族にも友人にも。


休職していて誰にも言えないと何の援助もないので、生活費だけどんどん出ていきます。
そうすると貯金もなくなって生活できなくなっていきます。
なので、とにかく別の場所で働き口を探そうと。
新しい環境ならやり直せるだろうと。


幸いにもまぁまぁ実績あったので転職活動はスムーズで、すぐに別の企業への転職が決まりました。
ですが、やっぱり長く続きません。
まだ治っておらず、働けるような状況ではないのに、無理に働こうとしたからです。
ガス欠で走っているみたいなものですから続くわけありません。
そこもすぐに辞めました。


いやいや環境が悪かったんだ。
他のとこなら上手くやれるよ。
そう思って、また転職活動をします。
幸いにもまぁまぁ実績あったので転職活動はスムーズでした。

そこでは自分に疾患があることをオープンにしました。
前のところでは言ってなかったですからね。何事もPDCAです。

気を使ってもらうことがストレスになることもありましたが、それでも良い環境だったと思います。
ですけど、ここも長く持たなかった。
いよいよ履歴書が汚くなってきたわけです。

フラフラとしている間、ずっとファンコミュニケーションズ時代の上長や先輩と月一くらいで飲みに行かせてもらっていました。
色々と話していく中で僕はファンコミュニケーションズに戻してもらうことにしました。
慣れ親しんだ環境と理解ある上司、先輩の元で、無理なく働くのが一番だと思ったからです。
これも感謝しかありません。

こんな経緯で僕は今の会社の新規事業部にいて、現在は問題なく仕事ができている状態です。



精神疾患に対するサービス

新しくサービスを作るにあたって、一番大事なことは当事者意識と熱量だと思っています。
めちゃくちゃ斬新で良いアイデアがあれば新規事業として成立するかもしれませんが、すぐにパクられるし。
また遂行していく気持ちがなければ何も進みません。

じゃあ自分が当事者意識を持って推進するなら何だろうと考えた時に、自身の経験から、精神疾患というものに対するサービスを作りたいと思いました。

やりたいことは大きく2つです。

1. 精神疾患になる人を減らしたい
2. 精神疾患になっても生きやすい世の中にしたい


1つ目はそのままです。
僕と同じような経験を進んでする必要はないと思っています。

2つ目について、精神疾患になると当然ですがへこみます。
ネガティブな気持ちになるし、周りからも気を使われて生きていくことになります。
最悪の事態だってあるわけです。

僕はこのネガティブに捉えている世の中がとても嫌です。
正確にはネガティブではなくって、なんとなく触れてはいけないような、無意識下で普通じゃない人なんだなってなる空気感のようなものだとは思うのですが。

全然ネガティブになることじゃなくて、むしろ「個性」あるねぐらいな感覚で、なんなら「疾患ない方が遅れてる~!」くらいに・・・は違うかもしれませんが。
それくらい当たり前で自然なことだと捉えられてほしいと思っています。

海外では、自分が精神疾患であることをあまり隠さないし、カウンセリングも美容院やジムに行くかのような感覚で行くそうです。
高血圧や糖尿病と同じように家庭医がうつ病の処方箋を出すと聞いたこともあります。

日本人はオープンに話すの苦手で、頑張りすぎることが美徳と考えられる側面もあるので、こういった感覚と完全に同じに、とは無理かもしれません。

でも、もしそんな感覚でいられたら、当時の僕は症状が現れる前に病院に行き、カウンセリングを受けていたかもしれない。
家族にも友人にもすぐに打ち明けて、もっと早く対処して転職を繰り返さなかったかもしれない。
どんな人生が良かったのかは分からないですが、少なくとも本当にしんどかった時期を経験しなかったのでは、と思います。

だから同じように苦しんでいる人や、そうなってしまいそうな人がいるなら出来る限り助けたい。

個性として受け入れられる世の中にしたいと思った自分が、まずはこういう個性を持った人間ですと発信するべきで、新規事業を始めるにあたってもやるべきことだと考えたので、書くことにしました。


「オンライン何でも話す会」の募集について

1. 精神疾患になる人を減らしたい
2. 精神疾患になっても生きやすい世の中にしたい

これら2つの目的を実現するためにやれることは色々あると思っています。
例えば、インスタとかメディアサイトを運営して精神疾患のことを発信・啓蒙するのでもいいし、食事のサービスなんかも意義があるなと思っています。

その中でも特にやりたいことが、最初に述べた「オンライン何でも話す会」です。
これは、精神疾患の方や回復した方へのカウンセリングに対するインタビューの中で、

① 医師やカウンセラーには緊張したり、自分を良く見せたい(見栄を張りたい)考えが働くため、ちゃんと思ったことを話せない
② 高額かつ予約が必要なため実施できない
③ カウンセリングや精神科に行くことは、仕事ができないダメな人間であると感じる

上記のような課題があったことと、そういった方が欲していたものが

① ちょっとした愚痴を自分の生活圏とは全く関係ないところで言いたい
② 経験したことのない不調が怖かったから、克服した人の実体験を聞いて安心したい

また本当にストレス解消になったのは居酒屋の大将に話をしている時だ、という意見もありました。

緊張せずに自分の話ができて、かつ症状を克服した人が自身の体験談を話せる交流の場。
敷居が高いと考えられている、カウンセリングの一歩手前のようなものがあったらいいんじゃないかなと思いました。
そうすることで、目的の達成にもつながるのではないかなと。
僕自身もこういう場が会社や家族と関係ないところであったら、とても助かっていたんだろうなと。


なのでそういった会を実験的にではありますが、開催することにしました。
それが冒頭でお伝えした「生きづらさを感じている人たちが思っている事をなんでも話す会」です。


まとめとお願い

色々と書いてきましたが、まとめると、
「自身の経験から新規事業として精神疾患の方向けのサービスをやるために動いていきます」という感じです。

出来ることからやっていって、少しでも救われる人がいるようなサービスを作っていければと思っています。


それでここからはお願いなんですが、本当に必要なものを作りたいので、今苦しんでいる方や、生きづらさを感じている方、回復した方、カウンセラーの方など、もしよろしければぜひお話を伺わせてほしいです。

どんなことで課題を感じていたか、こんなことが出来たら早く回復する気がするなど、ざっくばらんにお話しさせてほしいです。
めちゃ話しにくいことなのは承知しています。
でも少しでも話してもいいよって思ってくれる方いたらご連絡いただけると嬉しいです。

もちろん9月4日のオンライン座談会に参加してみたいという方も募集していますのでお気軽にご連絡いただければと思います。

ご連絡はTwitterFacebookまで!

本当になんか、あの、些細な事でもいいので教えてくれるとうれしいです。あと「がんばってね」とかそういうのだけでも喜ぶので・・・照

ここまで読んでくださってありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。

よろしければサポートお願いいたします。 カフェで書くことが多いので、コーヒーを飲ませていただければと存じます。