【通勤電車の詩】仕事は楽しいかな
中間管理職になりたての頃かな。
朝、電車を待っていて、このまま電車が来なければいいのに、と思ったことがある。
仕事が辛かったという実感はなかった。
ただ安直にそう思っただけ。
50代後半になった今、そんな風に思ったことがない。
あの頃と今の仕事上の違いは、仕事をマネジメントできるかできないか。
やらされる大量の仕事をこなすだけの毎日と自分で仕事を作り出せる自由がある毎日。
これはぼくにとって確かに大きな違いだ。
どちらが自分に向いているかは個人によって異なるだろう。
ぼくにはきっと後者が向いていたんだろうな。
でも一つ言えるのは、あの頃必死で仕事をした自分がいたから、毎朝通勤が苦にならない自分がいる。
あの頃の自分を褒めてやりたい。
▼「通勤電車の詩」はこんなふうに生まれました▼
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