真夏の天国
夏は自動車の中が一番涼しい。
と言うか、家の中にいてエアコンをガンガン回していたら、電気代が気になって仕方がない。
我が家のエアコンはとうとう4台になってしまった。
4台がフル稼働したらどうなるのか、9月の電気代の請求額なんか見たくもない。
その点、自動車は空調もお金の心配も快調だ。
ガソリン代はもともと走るために必要なお金だ。
だから冷房代という感覚はない。
自動車に乗り込んだ時のむっとする熱気には、目を背けたくなる。
しかしエンジンをかけて、走り出して、数分我慢すれば、小さな空間の中は季節を麻痺させてくれる。
テレビもあるし、音楽も聴ける。
電気代の心配からも解放される。
ただ一つの難点は、寝っ転がれないことかな。
「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。