【ありふれた日常から】少し角度を変えてわかること
毎朝、同じ電車の同じ車両の同じ吊り革の位置に立つ。
もう何年同じ景色を見続けてきたんだろう。
景色を楽しむなんて感覚は全くなくなっていた。
今日はなぜか電車が混んでいて、ドアの横に立つことになった。
ドアの窓ガラスから見る景色。
同じ景色なのに見る角度が違うと、全く違う景色に見える。
今まで見たこともなかった建物がみえたり、線路沿いを歩く人と目があったり・・・。
久しぶりに見慣れたはずの景色に見入ってしまった。
きっと人も同じようやもんなんだろうなぁ。
長い付き合いだからわかっているようで、気が付かない一面があったりして。
人を見る目も少し角度を変えてみよう。
新しい発見があるかもしれない。
「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。