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通勤電車の詩

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通勤電車に揺られながらふと思ったこと・・・。おじさんのぼやき、つぶやき。
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#通勤電車の中から

【通勤電車の詩@帰り道】あの頃、ぼくという人間がいた

電車の窓からネオン街が見える。 若い頃はよく行ってた。 酒の肴はバカ話と会社の愚痴。 なん…

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【通勤電車の詩@帰り道】暗闇を照らすオアシス

帰宅途中の電車の窓から景色は見えない。 真っ暗な闇に家の窓灯りが点々しているくらいだ。 そ…

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【通勤電車の詩 vol.86】スマホの待受画面は何にする?

電車が混んでいると、乗客の方のスマホの画面が見えてしまうことがある。 (あくまでも自分から…

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【通勤電車の詩 vol.85】赤いカラーコーンには近寄るな!

駅の改札近くに赤いカラーコーンが置いてある。それが何を意味するかピンときて、天井を見たら…

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【通勤電車の詩】時間の流れの中で

毎朝の電車に乗った時から、少しずつ時間が加速する。 始業のチャイムと共に加速メーターが振…

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【通勤電車の詩】昔見た風景

電車の窓からいつも見ている風景なのに、ふと何かに気付くことがある。 変わり映えのしないど…

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【通勤電車の詩】ほんの少しの躊躇で針のむしろ

今日は座れた。 本を快適に読める。 眠くなったら居眠りでもしようかな。 座れた時はいろんな選択ができる。 この快適さは立っている時とは大違いだ。 電車が途中の駅に停まると、杖をついた若い男性が乗ってきた。 見た感じが若いので、怪我でもしたのかもしれない。 重症なのかな、軽傷なのかな? 杖をついてるけど軽快に歩いてきて、ぼくの前にたった。 席を譲るべきか、気にせずそのまま座っているべきか? この一瞬の躊躇がまずかった。 隣に座っていたの高校生が、その人に席を譲ってしまった。

【通勤電車の詩@帰り道】ここはスタジアム!

こんな日に限って残業で遅くなってしまった。 急げ、通勤電車! 今日は大好きなサッカー日本代…

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【通勤電車の詩】いつもの顔ぶれ

毎朝同じ車両の同じ位置に乗る。 理由は下車する時に階段から遠い車両だと混まない、ただそれ…

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【通勤電車の詩】宙に浮かぶニット帽

ホームの雑踏の中にニット帽が浮かんでいる。 右に左に微妙に動いている。 いや、あれは人間の…

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【通勤電車の詩】卒業シーズンに思うこと

卒業式のシーズンだ。 電車の中に振袖を着た女子学生さんを見かける。 たぶん大学生だろう。 …

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【通勤電車の詩】走れ、フェニックス

階段を駆け上がってくる男性を見た。 大学生くらいかな。 まるで階段を滑るように上がってくる…

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【通勤電車の詩】どこかで見たことがある

電車待ちのホームの列に並んでいた。 ぼくの前には髪の毛の薄いおじさん。 ぼっーと、その後頭…

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【通勤電車の詩】今も変わらずぼくを魅了するもの

ぼくの家は山の上にある。 だからぼくが通勤に乗る電車は山の斜面に沿って走る。 毎朝、電車が最寄り駅を出発すると、すぐに長いトンネルに入る。 時間にして5分ほど。 そのトンネルを抜けると、目の前に街を一望できる景色がパッーと広がる。 数10キロメートル先?かなり遠くまで見える。 立ち並ぶビル群のはるか先に連なる山々が見える。 朝もいいが、帰宅時の夜景もまたいい。 出勤時の景色は、電車の進行方向に向かって右側の窓から見える。 と言うことは、左側の窓は山の斜面しか見えないことに