「竹のようにしなやかで、凛とした人」になりたいんだった。
確か、こう思ったのは高校生の頃だったかな?
学生時代は、自分の気持ちを爆発させるノートがあり
学校で起きた嫌なことを殴り書きするのが主な目的として(笑)
今より自分の内側について、よく考えていた気がする。
自分軸は「硬い」もの、と思っていた
昔、理想像として書いていたのは
「竹のように、しなやかだが自分の軸を持つ、凛とした人」
自己主張ができず、周りの目ばかり気にする自分を
当時から「軸がない」と感じていたんだと思う。
当時から今まで、自分なりに考えていた「自分軸」というのは
どんな環境においても、ぶれない自分らしさ
だと思っていて、
「どんな環境においても」変わらない、かっちりとした何かを探していた。
しなやかさと固さが共存するイメージができないまま。
しなやかに、とは言いながら
とにかく強く、芯があってはっきりとした人に!!
という憧れも持っていた。
ただ、先日コーチングを受けていて
しっくりとはまった考え方を見つけた。
自分軸とは「自分らしい判断基準」
自分の特徴・不変の価値観というガチガチなものではなく
「人生において何かを選択する際の判断基準」である。
「竹のようなしなやかさ」と「軸を持ち凛とした様」を両方持ち合わせる姿がようやくイメージできた。
世の中や所属する会社、人間関係において
ずっと同じ自分でいられる人はおそらく少なく、
状況に応じて臨機応変に見せる自分を変化させる人が大半だと思う。
そんな時に、ガチガチに固めた「自分らしさ」が邪魔をすることになる。
自分らしさのまま、臨機応変ができなくなる場合と、臨機応変な自分との矛盾で悩む場合と…。
ただ、そこで「自分らしい判断基準」を持っていたら…
見かけは変化しているが、内側の軸は変わらず、
発言や選択は「自分らしい」まま。
キャラクター、行動、発言などすべてを
白黒はっきり決めず、あえてそこには余白を持たせ、柔軟にする。
これが、私が求めていた「竹のような凛とした人間」なんだと思う。
判断基準=大切なもの
これから私が探すのは、「自分が大事にしていること」
人生で色々な選択、経験をしてきた中で
現時点でNo.1に優先してきたのは、やはり
「周囲からの目、見られ方」。
それをなくしたときの、自分の本当の価値観を探すって
なんて楽しいんだろう(^^)(笑)
10年近く答えが見つからなかったこの課題、
今年で一区切りつけるぞっ!
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