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見えないものも、見える不思議なメガネ

記載:はやしだ


今日は雨模様。あーあー。せっかく咲いた桜も散っちゃいそうですね・・。

こうしてみると、足普通のサイズっぽいですけどわたし、32㌢あります。
よく、バカの大足間抜けの小足って言いますけど、まぁその通りですね(笑)


さてさて。

今回はモノの見方の話です。


人は新しいものを見るとどうしても自分の見たもので表現したくなります。
○○のような香り
○○に似ている
○○風味


でも結局オリジナルに勝るものは無くないですか?
表現できないと、何かを添えたくなる。
そう
何かを定規で計るのと一緒ですね!

「足が32㌢のわたしは、30㌢定規に2㌢プラスした感じです!」
とよく答えます。


人もそう。
芸能人で言えば○○に似ているとか
友達で言えば○○に似てるかもとか

野球やサッカーもそうですね。
○○の再来とか
ネクスト○○とか


物のたとえと、それを何かの基準に照らし合わせることが多々あります。
しかし、必ずしもそれがいい事ばかりではないのです。
ことわざにもあるように。

いろ‐めがね【色眼鏡】
(「色眼鏡をかけて見る」「色眼鏡で見る」などの形で、比喩的に用いて) かたよった物の見方。 先入観にとらわれた物の見方。 偏見

出典:コトバンク


では、ここから福祉の眼鏡でみていきます。

(☝既に色眼鏡)

なんか利用者さんが私の眼鏡を貸してって言われて貸したときの写真。


新しく利用者さんが利用開始になるときに飛び交う言葉
 ○○さんみたいな感じの人
 ○○さんぽいかも
 ○○さんの最初の時の感じ

まぁ確かに「どんな人か」と聞かれて、こんな人という「イメージ」はほしいところですが、人はそれぞれ違います。
病気も違えば性格も、生い立ちも異なります。
それを「○○っぽい」

という言葉を使うともうそれはオリジナルではなく、○○っぽい人になります。

眼鏡を色眼鏡で見ないこと。

これは職場で、よくみんなに伝えています。
色んなメガネがあってもいい。

カメラを向けるとポーズを撮ったり


でも、その人の本質を見るためには必ずしも色を付ける必要はないのです。
人は指標が無いと不安になり、支えがないと生きていけない生き物です。


だからこそ、相手をちゃんと見ることで、正しい関係性を結べると思っています。最初から○○っぽいと思っていると、こう対応すればいいと決めてしまいがち。

でもそれが必ずしも正しくないのです。



「そう、その人のあるがままをみて、話をしようじゃないか」


記載:はやしだ

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