XTech 3周年 スタートアップ業界を駆ける
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XTech 3周年 スタートアップ業界を駆ける

西條晋一XTech

1月11日でXTech創立3周年を迎えました。

激動のスタートアップ業界をここまで駆け抜けてこれたのも、メンバー、株主、取引先の皆さまのおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。

タイトル画像の★の数はグループ会社の数を表し、新規事業創出とM&Aの結果、3年間で合計17社となり、総勢300名以上のメンバーが働いています。

XTechは「既存産業xテクノロジーで新規事業を多発的、非連続的に創出することで、世界をより良くする」というミッションで創立しました。

世界をより良くするためには、感覚と感性を研ぎ澄ませて世の中の課題に気づき、仕組みを進化させたり、新たな価値を創造することが必要です。

「スタートアップ」は新陳代謝する世界をより良くするために必要な社会的仕組みであり、イノベーティブなアイデアを着想し、情熱を持ってチャレンジする人たち、そして活躍できる場=スタートアップが不可欠との思いがあります。

上記ミッションを遂行するために、自分の経験や強みを考えてXTechの経営に取り入れたのが、以下の2つの仕組みです。
1.Startup Studio(スタートアップスタジオ)
2.持株会社制

1.Startup Studio(スタートアップスタジオ
私のキャリアの大半は、スタートアップ経営とベンチャー投資です。自分で経営しても、投資先の経営をみても、スタートアップの立ち上げは毎回容易ではありません。しかし、予見される失敗への備え、グロースのチャンスを逃さないための先回り、アクセルとブレーキの踏み方など、仕組み化すれば成功確率を上げることはできるとの確信がありました。国内外の事例を研究したところ、ハリウッドの映画スタジオのように、スタートアップを創出する仕組みである、Startup Studio(スタートアップスタジオ)のコンセプトに辿り着き、XTech流のStartup Studioの仕組みづくりをしています。

XTechはStartup Studioをコンセプトに、3つの事業を展開しています。

①新規事業創出/子会社設立
Startup Studioの各分野のプロフェッショナルが連携して、3-4ヶ月に1社を目安にスタートアップを創出しています。単独での会社設立が中心ですが、大企業やメガベンチャーとのジョイントベンチャーも手掛けています。

②M&A /再生事業
Startup Studioは既存事業の再生にも応用できることから、M&Aした会社の再生事業にも取り組んでいます。成功例に2018年にTOBしたエキサイトがあります。

③VC(ベンチャーキャピタル)
ミドル層の起業家への投資が強みの、事業経験者中心のVC。50億円規模の1号ファンドの投資が順調に進んでおり、2号ファンドも視野に入れています。

Startup Studioには各機能を構成するプロフェッショナルが在籍して、スタートアップの創出と成長に貢献していますが、以下のような独自の仕組みがあります。

・1号案件を考える会議
創業時から毎週欠かさず続けている新規事業のアイデアを出す会議。会議名に「1号案件」と入っているのは、この会議から最初の1社目を設立した時の緊張感を忘れないためです。単なるブレストではなく実行に重きを置くため、会議中に社名を決定してドメイン取得し、2週間後には登記が完了した会社も数社あります。毎週新規事業のアイデアを捻り出すのは正直なところ相当大変です。しかしこの会議があるおかげで参加メンバーは新規事業の情報収集やアイデアの発掘が日常の習慣となっており、XTechのStartup Studioを支える強みとなっています。事業アイデアは常に100案前後リストアップされており、適切な市場参入のタイミングや、適切な事業責任者が見つかり次第、設立に向けて動き出します。

・10X会議
グループ会社の社長が毎月集まる会議です。「10X」は日常業務から発想を切り替えて、今の10倍の成長率を実現するとしたら何をするかを大胆に議論します。各社の経営課題をそれぞれ自分事として考えることで、自社でも実践できる学びやヒントを得たり、グループ会社社長間の横のつながりも強化されます。XTechのグループ会社は積極的な事業連携はもちろん、採用イベントや研修などを手伝い合ったりと非常に協力的な関係を実現しています。

2.持株会社制
最初から複数の新規事業を創出することを想定していたので、子会社群でグループを構成する「持株会社制」か、複数の事業部を独立採算制で会社のように経営する「カンパニー制」のどちらが良いか考えました。以下の観点から持株会社制を選択しました。XTech自体は基本的に事業を持たないため、事業持株会社というより、純粋持株会社に近い形態です。

・起業家人材の育成と輩出
会社の数が増えれば、それだけ経営者のポジションも増えます。ポジションは人を育てる、自分はその恩恵を享受してきた、だから1人でも多くのメンバーに経営を経験してもらいたい。XTechでは定款作成から会社設立の登記に始まり、採用、広報、外部からの資金調達なども自分たちで手を動かすことで、大企業やメガベンチャーの事業部長では体験できない、起業の手触り感を大切にしています。もちろんStartup Studioのプロフェッショナルからいつでも起業や経営に必要なアドバイスを受けられる環境が用意されています。

・起業家のネットワーク
駆け出しのスタートアップでも経営者になると、外のネットワークが一気に広がります。自分の経験から言っても、20代半ばから他の起業家と対等な立場でネットワーキングできるメリットは想像以上に大きいものでした。起業家の集まるイベントでは参加者が経営者限定の場合もあります。ちなみに経営者といっても、社長とその他取締役では成長が全然違うのですが、それはまた別の機会に触れたいと思います。

・経営と資金調達の機動性
一つの会社で複数の事業を経営すると、経営資源配分の観点から、各事業部に必要な資金や人材を、事業部長の意思でコントロールできない事態が起こりがちです。意思決定も全社都合に左右されることが多々あると思います。XTechグループでは事業が会社単位のため、必要に応じてそれぞれの会社で必要な資金調達を実施し、経営陣の裁量でスピード感のある経営の意思決定をしています。

・外部株主によるガバナンス
世の中のスタートアップと同様に、基本的に外部から資金調達を行いますので、経営陣は外部株主に対してもガバナンスを意識した健全な経営を求められます。早い段階からガバナンスを意識した経営感覚が身につけられることは、経営者としてのステージを引き上げるのに大きな意味を持つと思います。

・柔軟なインセンティブ設計
各社で資本政策を行うため、現物株式やストックオプションなど、柔軟なインセンティブ設計が可能です。大企業やメガベンチャーでは、事業責任者や子会社社長にとっての魅力的なインセンティブ設計が難しい場合がありますが、XTechでは経営陣はもちろん、メンバーにもストックオプションの導入を進めています。

最後に
XTechグループでは、新規事業の力で世界をより良くするため、引き続き、新規事業責任者候補のポジション、Startup Studioの各分野のプロフェッショナルのポジションで人材募集中です。よろしければこちらから、カジュアル面談、採用応募などお待ちしております。スタートアップ業界を一緒に駆けていきましょう!

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西條晋一XTech
XTechという会社の代表です。スタートアップスタジオ(Startup Studio)のコンセプトで、新規事業を多発的、非連続的に創出しています。タイトル画像とアイコン画像はバーニングマンに参加した時のものです。