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「復讐」から「希望」へ



先日、映画「THE BATMAN」を見に行った

予告編を観てから楽しみにしていた

雰囲気が暗そうな映画だなと予想していたのだが、
予想を上回るほど映画全体の雰囲気が暗かった

派手なアクションシーンはほとんどない

描かれていたのは若かりしバットマン
ブルース・ウェインの葛藤しながらも生きる姿だった

犯罪者が横行し崩れゆく未来しか想像できない街
ゴッサムシティでブルースは影に潜み、
肉親を殺されたことによる悪への復讐として
街のごろつき達へ暴行を加えていた

イカれた頭脳犯罪者リドラーとの戦いの末に
ブルースは自分の復讐心が人に影響を与え、
新たな悪を生み出していたことに気づかされた

悪を滅ぼすことよりも
悪に怯えた人々を助けることに
行動がシフトしていった

最後の語りのシーンでのセリフ
「この街には希望が必要だ」と言った言葉が
印象に残っている


夢も希望も描けないような世界で
自らが希望になろうとする姿勢は素敵だな

もやもやとしていたここ最近だったが、
道筋が見えてきたような気がする

オレはきっと
周りの人たちの、この街の、この世界の
希望になりたいのだと思う

できるとかどうとかではない

希望になろうとする姿勢を示したいのだ


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