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苦手なことを分解して考える




コーヒーは好きだけど、飲み過ぎてしまうと体調がだんだん悪くなるので一日2杯までと決めている。これ以上を飲みたくなるときは自分の生活の中で何か異常が起きているサインだと認識している。面倒なのが疲れているときこそコーヒーを飲んでしまうから厄介である。まあ最近は落ち着いてきたからその暴走も止まった。


今日の朝は温かいジャスミン茶を飲んで過ごしている。


少し渋みや苦味のあるお茶が好みだ。


オレは仕事の中で苦手なことはできればやりたくない人である。ただ、この、苦手なことと言っても、細かく分解していくと様々な気持ちでこれはやる、これはやりたくないという理由がある。そんで自分の中で分解しきれていない苦手なことというのもあるのだ。


まず接客に関しては本当にやりたくない。昔は意識していなかったのだが、1日で関われる初対面の人の数に制限がある。自分の感覚でしかないが、2、3人くらいなら全然なんともないのだが、接客なんてほぼ無限に初対面の人と関わらないといけないので勤務後の心労が酷いことになる。前職ではこの感覚に無頓着だったのでなんでこんなに自分だけ疲れているのか不思議で仕方なかった。今では苦手だし、やりたくないし、しんどいことである。大勢の社交の場が苦手なことにも繋がっているように思う。


次は電話応対とメールである。基本的に知らない人とのコミュニケーションが苦手なのだと思う。だけどこの二つに関しては自分の中で対策ができている。電話応対はまず積極的に自分から電話に出ないようにすること。他に出てくれるスタッフがいればその人に任せて応対後に「ありがとうございます」と感謝を述べる。それでも自分が出ないといけない状況のときは諦めて出る。愛想良くしようと心掛けると電話の内容が頭に入ってこないので怒られない程度にいつもの低めのテンションで話す。極力会話が長引かないように手短に解答する。メールもこれに通じるところがある。敬語として若干危うい文章でも、意味は理解できると思うならすぐに返信している。これ丁寧じゃないよなとか、言い回しおかしくないかなとか、考えはじめるともうしんどくなってくるのでクレームがこないであろう程度のおかしな文章なら送っていいと決めるようにした。要するに電話とメールに関しては上手いことやろうとするとしんどいので、上手くやることを諦めたのだ。結構気持ちが楽になった。


そして最近自分の中で問題になって分解し切れないでいるのが、管理業務である。スタッフに指示、依頼をしなければならない。人を動かさなければいけない仕事である。できなくはないがこの仕事をこなしているときは身体が緊張しているのがわかる。前職でもこの類の仕事はしたことがある。その時も苦手意識はあったな。


これに関しては対策が取れていない。とはいっても、仕事上なにか問題が起きているかといえば、なにも起きてないのだ。ただ、自分の中で緊張を感じている。手順が決められていることを淡々とこなすのはできるのだが、その場その場で臨機応変に対応するというのがどうも難しい。でも、これはやりたくない訳でもない。接客は無理なのだが、ある程度お互いのこと知っている人とは話すのが苦ではない。むしろ楽しい瞬間もあるので辞めたい訳ではないのだ。


苦手意識はあっても、できてないこともない。ただ緊張するというのは、上手くやろうとしている、ということなのかも知れない。電話応対やメールも考えてみれば昨年からやり始めた。その当時はしんどいと思っていたな。今はどこで手を抜けばいいのかわかるからそれなりにできているのだろう。


管理業務は今のところストレスになる仕事ではあるが、その中でもやれることとできないから諦めなければいけないことがあるのだろうな。そこの整理が自分の中でできてくればもう少し楽に仕事をこなせるのかも知れない。


試行錯誤中なので特にオチはないが、この話はこれからも研究していく必要があるな。今のところ苦手なことの中にもできることできないことがあり、整理していけばまた違った視点で見ることができる可能性がある。と言ったところだろうか。


まだまだ緊張は続くかもな。

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