私の履歴書 齋藤隆太(7) インターン立ち上げ〜仕事をつくる〜
こんにちは!
齋藤隆太です!
今回も「私の履歴書」の連載名をお借りして、僕の半生を振り返っていきます。
前回はこちら♪
仕事はつくるもの
念願叶ってプロ野球チームに関わることができた僕ですが、それはスタートラインに立っただけにすぎません。
僕が参画したのはまさに立ち上げのタイミングで、体制も整ってなければ、社内からの認知も信頼もなく、与えられる仕事すらない状況でした。
インターンに入ればスポーツビジネスに携われる!という考えがそもそも甘かったのです。
その時にただ待っているだけでは何もできない、仕事ももらえないということに気づいたのです。
インターンが立ち上がったのがオープン戦が始まったばかりの3月頭、そこからシーズン開始までになんとか体制を整え、1つずつ仕事をつくっていきました。
最初に任せてもらえた仕事は、入場ゲートでの誘導・チケットもぎりでした。球団からすると、大学生のアルバイトが従来やっている仕事なのでインターン生でもできるという見立てだったのだと思います。
ですが、結果として、このゲートでの経験がインターン組織の核になったのです。
タネは全て現場にある
入場ゲートでの誘導やもぎりは正直地味で、面白みも少ない仕事ではありました。
インターンは無償だったので、アルバイトと同じことをお金をもらわずにやることに不満を抱くメンバーも少なからずいました。
ですが、前述した通りこのゲートでの経験がその後の組織の飛躍に大きく活きたのです。
その結果、シーズン途中にはインターン生による複数の企画が様々なメディアに取り上げられたり、シーズン後のファン感謝祭ではインターン生が中心メンバーに加わって構想から開催まで大きな役割を担い成功に導くなど、活動の幅も影響力も格段に上がったのです。
一見地味な単純作業で伸び代のない、ゲートでの経験がどのようにその後の活動に活かされたのか。
その理由は以下の2つだと考えています。
・付加価値をつける仕事をしたこと
・現場の最前線でお客さんの声を聞き続けたこと
次回はこれについてもう少し掘り下げていこうと思います。
それではまた!
齋藤隆太