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好きな本紹介♪ 「不格好経営」

こんにちは!
齋藤隆太です!

このブログでは、僕の気づきや学び、想い(やその他もろもろ)を発信することで齋藤隆太という人間を知っていただけるよう発信しているわけですが、それらの気づき等のもとにあるのはほとんどの場合が「人」か「本」です。

なので、僕をつくり上げている基とも言える、「人」・「本」についても発信していきたいと思います!

今回は僕の最も好きなビジネス書の1つとも言える、南場智子さんの「不格好経営」(日本経済出版社)について書きたいと思います。

この本は、僕が事業を興すきっかけになった本でもあります。
事業家の道を志そうとした際に、師匠から「コンサル出身なら絶対に読んだ方がいい」と言われて手に取ったのを今でも覚えています。

実は、読む前から、マッキンゼーのパートナーであった著者が、DeNAを立ち上げて大きくしていくストーリーだということは知っていたのですが、実際に読んでみるとその印象は180度変わりました!

元々は著者がコンサルティングファームで培った手腕をふるって、その絶大な力によって、困難も乗り越えながら企業を大きくしていく、、、という内容だと思っていたのですが、過程が全く違いました。

僕が受け取ったコアメッセージは、「コンサルで学んだことは何一つ役に立たなかった」です。

外資系のコンサルティングファームで第一線を張り続けて、何年も大企業にサービス提供を通じて、意思決定を促したり会社の方向性の大転換も提言してきた経営のプロとも言える著者でさえも、

傍で口を出すのと、実際に自分がやるのとは天と地ほど違うと痛感されたというのです。

そのことは当時コンサルティングファームに勤めていた自分には衝撃でした!
明確な起業願望こそなかったものの、「経営もやろうと思えばできる」「そのための力をコンサルタントとして働いてつけている」とずっと思っていました。

この本を読んで、経営者として成功するためには、経営者として経験・修練を積む必要があるのだと気づきました!

もちろん、経営者・コンサルタントに優劣があるわけでもどちらが絶対にいい、というわけでもありません。

ですが、自分の本当に望む生き方を考えたときに僕は経営者の道を選択しました。

その判断を大きく背中押ししてくれたのがこの本です。

コンサルタントの方はもちろん、今の会社の仕事を頑張られている方や、資格勉強に勤しまれている方にもオススメです!

不格好経営|南場智子

それではまた!
齋藤隆太

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