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海外旅行のすすめ ANAとJALどっちがいいの?(初稿2024年1月)

SFC・JGC修行を大分前(2016年くらいかな・・・)に終えてしまい、コロナ以前の過去の思い出みたいなところもありますが、私の個人の感想レベルでどちらが良いかをご紹介します。
ぶっちゃけ差が無いので序列はアルファベット順になります。


総括

ぶっちゃけ大差なし

乗ってた感じフライトそれ自体の品質にあまり差を感じません。
選ぶ目線はこの3つになろうかと思いますが、それもフライト頻度にも影響します。
・マイルの貯めやすさ
・加盟しているAlliance
・Class Jの存在
ほとんどフライトしない方、そこそこフライトする方向けそれぞれで分けてご紹介します。

普段フライトしないよ!って方

パッケージツアー等の内容・金額を優先すべきで独自手配するなこの辺りを参考に決めた方がよいです。あえて選ぶならこのあたりでしょうか。
【ANA】
(空港)
・羽田空港国内線ターミナルやANA Loungeを筆頭に先進的な都会的なイメージ
・渡航先の主たる航空会社がStar Allianceに加盟している
(マイル)
・楽天Edyや住友VISA等を使っている。

【JAL】
(空港)
・羽田空港国内線ターミナルやSakura Loungeを筆頭に落ち着いたイメージ
・渡航先の主たる航空会社がOne Worldに加盟している又はJALと提携している。
・気持ちJALの方がサービスは良い気がする。
・国内線でちょっといい席に乗りたい
(マイル)
・WAONや三菱UFJニコス系のカードを使っている。

年数回フライトする・出張でそこそこ乗るよ!って方

基本的にはパッケージツアーの内容・金額を優先するが、フライト頻度も多い場合はどちらかに寄せた方がポイ活的目線でお徳ではある。
【ANA】
(マイル)
・楽天Edyや住友VISA等を使っている。
(空港等)
・米国以外にドイツ・タイに行くことが多い
・中国国際航空、ポーランド航空、ターキッシュ等でトランジット込みの移動が多い

【JAL】
(マイル)
・WAONや三菱UFJニコス系のカードを使っている。
(空港等)
・米国以外に英仏伊香港オセアニアに行くことが多い
・気持ちJALの方がサービスは良い気がする。
・カタール航空、キャセイ等でトランジット込みの移動が多い
・国内線でちょっといい席に乗りたい

気にしなくて良い方

・フライトなんて10年に1回や2回位しかない
・マイルに興味がない/ポイントは別の方法で使う
・基本ビジネスで好き勝手やる
・エディハドやエミレーツを使う(案外安い)
要するにエアラインより、他のサービスなりを重視したいという方は気にする必要はありません。

どの程度差があるのか

個人的に感じるANAとJALの差

品質格差というと、JALの国内線にはClass Jというちょっとお金出すとプレエコみたいなのに乗れ、Loungeのカレーは明らかにJALの方が美味しい位で、後は空港の作り等含め雰囲気が違う程度です。気持ちJALの方がサービス良かったとは思いますが、思い出補正やら具体的に何と問われるとウーンというのが正直な所です。
JALは落ち着いた雰囲気である程度年齢行ってる人向け、ANAは都会的で若者向けという印象を個人的に持っていますがスタッフのサービスにそこまで大差はありません。色々不満はネットで見ますが、スタッフも人間ですしその時のタイミングや客の接し方に相性といった属人的な状況に加えて、航路の状況等様々な要素が絡み合ってくるので運が悪かったとしか思えない気はします。
30社程エアラインは使ってますが、仕事舐めてないかなって思ったのはBritish Airwaysの英国内線のクルー位です。(国際線は後輩の親がCAやってた辺り多分大丈夫と思います)
要するにエアラインとしては国内線のClass J、Loungeのカレーは確実にJALに軍配があがりますが、それ以外は空港の雰囲気程度の差しかないと私は思ってます。

選ぶ決め手

これはライフスタイルとしてのフライトの頻度の他、エアラインのマイレージサービスを筆頭にした継続的サービスよりほかのサービスを重視する等、個々人の状況によって大きく異なります。
そんな中で選ぶ決め手はこの3つだと思います。重要なのはマイルとAllianceでしょうか。

・マイルの貯めやすさ
・加盟しているAlliance
・Class Jの存在

選ぶ決め手

マイレージサービス

使いやすさと貯めやすさはANAとJALで感覚違うような気がします。
というのもANAは資金決済関係に楽天・住友VISAが関与しているのもあって割と貯めやすいです。逆にJALはWAONと三菱ニコスで関東ですと鉄道各社と提携したりしているのもあって活動圏によっては有利な気はします。
JALで10万マイル以上貯めたことが無いので何ともですが、使い勝手はJALの方が上手かなあという気はしました。
この辺の貯めやすさ・使いやすさも選ぶにあたって大事です。
ANAのマイル使い切ったらJALに乗り換えようかなあとは思ってます。

一つ注意しなければならないのは1回のフライト位では航空券の確保は出来ません。多額のカード決済やポイント交換の他にフライトそれ自体を何回もしないと特典航空券はとれません。
従って、支出が少ない、相当なレベルでのポイ活をしてない、フライト回数がほぼないに等しい場合は、マイレージより他のポイントを重視した方が良いでしょう。

加盟するAlliance(フライト頻度が多い・離発着)

【フライト頻度の高い人】
日系エアライン以外に例えばAmericanやLufthansa等の他のエアラインもよく使う予定がある方向けです。こういう方でマイレージサービス使うことを予定してる場合はどこのエアラインを使うかもかなり重要になります。
今でこそ円安でどこも高いですが、それでもStar AllianceのChina Airは飛びぬけて安いですし、コロナ前であればOne WorldのCahaty PacificやQatar、Star AllianceのTurkishやLoT(ポーランド)もトランジットありきで割安のエアラインとしてよく使われていました。
他方、ドイツによく行き直行便に限るならLufthansaを視野が入るためStar AllianceのANAですし、これがイギリスならBritish AirwaysのOne WorldのJALになります。他方Sky TeamであってもAir FranceやITA(イタリア:旧アリタリア)はJALとマイレージ提携しているので意外と幅は広いです(Sky Team便の場合FoPはたまりません)
このため、日系エアライン以外のフライトも考えている場合は、頻度ある国ベースで選ぶことが重要です。

これに関してはどちらが良いかと言われると正直微妙ですが、Air China以外は高くなった印象ありますし、WHOのCovid-19の緊急事態宣言解除が2023年5月頃にあって以降フライト数も復活してますのでこればかりは2024年1月時点では読めないです。

【離発着のポイント】
エアラインのAllianceの主流はOne World、Star Alliance、Sky Teamの3つがありますが、レガシーキャリアで同一国に2つのAllianceがあるのは日本、韓国、ロシア(かつてはドイツも)、3つあるのはアメリカと極めて限定的です。
日本はANAのStar AllianceとJALのOne Worldがあり国際線は同じターミナルから出国するので他国に比べるとちょっと異常なんです。このため帰国の際の空港のショップやアクセスが案外重要でもあります。
大体は自国民の便宜を図るような形で空港は設計されており、例えばスペインのマドリードであればT4に現地フラッグシップキャリアのIBERIA航空は集中しています。このためT4はそれなりに便利だったりしますが他のターミナルというとうーんとなるんですね。
直前に空港に行き後は帰国するだけならいいのですが、お土産再度見直したり最後に現地のグルメを…という場合そもそもお店が無かったりして案外きついのです。また成田のT3がまさにそうですが、主要どころ以外は僻地にあることもあり単純にアクセスも悪いこともあります。
他方、ホノルル、香港、バンコクのスワンナプームの様にエアライン関係なく同じターミナルでウィングで分けているケースもあるのでこの辺は現地次第としか言いようがありません。

このように、渡航先やトランジット含めた格安航空券を求めつつマイレージサービスの恩恵を受ける場合はAllianceの影響をもろに受けますので、どちらが良いか検討する余地があります。

私自身は航空券の値段で確保しちゃうので、到着地・出発地の発想で選んだことはありませんが、2020年以前のハワイ行であればJALを選ぶと思います。

Class J

JAL限定のこのサービスは画期的と思っています。というのも1000円~2000円追加するだけでプレエコ・新幹線でいうグリーン車に近い席に座れるんですよね。海外しか行かんというならあまり関係が無いのですが、国内出張が多い場合はこれを理由にJALを選ぶのは十分ありだと思います。
ステータス取れると年何回かは無料券ご提供頂けるのでかなりお世話になってました。


また追記などがあれば適宜埋めていきます。
ご参照いただきありがとうございました。
#海外旅行 #旅行 #出張 #エアライン #JAL #ANA



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