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型破りじじい

武道では、よく、守破離という。型を守って、型を破って、型から離れるという話。型にはまる方が、自己流でやるより、創造性も高まるし、到達点も高くなるという。

いつ、型から離れる

一生修行なのでずっと型にこだわっていてもいい。しかし、じじいなんだから一度型から離れてみたらどうだろうか。一生向上心をもって型を極めていくのもいいが、型がなくなったとき自分がどうなるのか見てみたらどうだろうか。

型に従わず、苦労に苦労を重ねて、何もつかめない生き方もあったはず。効率よく、人より良い自分になりたくて、まじめに型を極めてきた自分。そのまま終わるか。

型は手順ということもある。
型は読書かもしれない。
型は人の目を気にすることかもしれない。
型は競争のことかもしれない。
型は順位付けかもしれない。
受験は型の代表例。
挨拶の仕方、歩き方はまさに型。
パワーポイントの作り方も型。
就活するっていう型。
スタートアップに行くという型。
公務員という型。
人生も型。ほんとにそうですか。

型なし

型は素晴らしい。効率がいいし、ことの本質をとらえている。でも型でなくてもよかったんじゃなか。型に背を向け、遠回りをして七転八倒して自分を追い求めればよかったのではないか。受験勉強みたいなことにずっと時間を使っていてよかったのだろうか。

型を信奉する人は多い。効能はあるのだろう。型を毛嫌いして、型に近づかなかった人の方が本当の人生を生きてきたんじゃないだろうか。

型自体、型にこだわれとは言っていない。いつかは離れろと言っている。死ぬ前に、型から逃れてみたらどうだろうか。



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