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「こんなことなら」を怯える気持ち
2022.02.01
先に言っておくと、きょうは1日「あ、これは日記に書こう」と思ったことを、思ったときにメモしてみたので、それを順に書いていきます。いつも以上に散漫になるかもしれませんが、やってみて思ったのは「書こうと思ったことでも、本当に一瞬で忘れてしまう」です。
メモしよう、と思ったときにすでに「あれ、なにを書こうと思ったんだっけ?」ってなる。
バズったら宣伝
ツイッターでバスっているツイートによく「バズったら宣伝していいと聞いたので」となにか告知したいことや宣伝したいことがぶら下がっているじゃないですか。あれ、あんまり効果ないですよね、そもそも自分のツイートにリプライでぶら下げると、ぶら下げた方のツイートは、途端にアクセス数が減る気がします。
……と今回は、そういう話ではなくて、この「バズったら宣伝していいと聞いたので」のツイートで「バズったら宣伝していいと聞いたけれど、自分には宣伝するものがないので」と自分の好きな作品や推しを紹介する人も多いじゃないですか。ああいう形でもし自分の著作や短歌を紹介してもらえたらすごくチヤホヤ度が高いな……と思いました。憧れる。
エアコンクリーニングの話
昨年、我が家のエアコン3台をクリーニングした。「くらしのマーケット」でよさそうなところを探してお願いした。
エアコンもメーカーごとにずいぶん部品や構造が違って、それによって作業工程も違うらしい。あと「お掃除機能」(エアコンが自分で自分を掃除する機能)が付いたエアコンは、追加料金として割と1台分くらいの代金が余分にかかる。(最初、エアコンが自分で掃除している分安いのかな、と間の抜けたことを考えていて、よくよく読んだら追加料金が必要なのだった。構造が複雑で時間がかかるかららしい)
クリーニングする人はあらゆるメーカーのあらゆる機種に対応しなければならないのだ。つまり「各メーカーのエアコンを横断的に熟知している」に違いない。そう思ったので、作業にきてくれたお兄さんに「もし、お兄さんの自宅で今、エアコンを購入するとしたら、どのメーカーのどんなエアコンを選びますか?」と聞いてみた。
即答で「ダイキンのお掃除機能なしタイプですね」ということだった。
要するに「どのみち掃除はプロに任せたほうがいいから、掃除は安く済むほうが結局お得。そして、エアコンとしての性能はダイキンが一番」ということのようだ。(このお兄さんの場合は自分で掃除するだろうから、単純に掃除に手間がかからない、ということでもあるだろう)
なるほど、と思った。
掃除機の話
我が家の掃除機は「dyson v8 fluffy」で、もう4年使っている。
ダイソンの掃除機、結構なお値段の買い物だ。
結構なお値段の買い物なんだけど、もし今使っているこの掃除機が壊れても、たぶん、というか確実にまたダイソン製を買うだろう。
ダイソンの掃除機の働きに満足している、というのは大前提なんだけど、それに加え、下手に違うメーカーの掃除機に変えて「こんなことならダイソンにしておけばよかった……」と思うのが嫌なのだ。
それは、結構なお値段がする買い物だからなおさら、そう思うのだ。
……と、ここまで考えてふと「『こんなことなら』を怯える気持ちで、ずいぶん選択肢や行動が制限されているのでは?」と思った。
よくない。
V8! V8! pic.twitter.com/qkDpbj6iif
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) February 26, 2018
面識の記憶
タイムラインに流れてきたこのツイートを見て、「ほぉ、黒瀬さんって僧侶なんだ……」と驚いた。疎い。
穢れ、時にきらびやかなり。汝(な)は傷を受け燔祭(はんさい)におもむきたまふ
— 千種創一 (@chigusasoichi) February 1, 2022
少年は打ちすゑられつ あきらかに君に通ずる呪師の血統
素晴らしきかな千の屍(かばね)の上に立つ平和といふは 紅き葦群(あしむら)
「神託」黒瀬珂瀾『黒耀宮』
呪術廻戦の世界だ…作者が僧侶なの踏まえると、夏油ぽい
黒瀬珂瀾さんには一度お会いしたことがある(ような記憶がある)。
ずっとずっと昔、なにか短歌のイベントの流れで、7〜8名くらいでごはんを食べに行くことになって、僕ものこのこついて行って、その中に黒瀬珂瀾さんもいたような記憶がある。
なんかこの記憶まるごと、夢か僕の妄想のようにうつろだから自信がないけれど。
あと実は穂村弘さんとも一度お会いした(?)ことがある。
これもずっとずっと昔、NHKラジオの「ケータイ短歌」に短歌を投稿していた頃、常連投稿者をスタジオに集めて収録をするという企画があって、投稿者のひとりとして参加した。そのときのゲスト選者が穂村さんだった。
僕はラジオ収録の間、ひとことも話すことなく、笑い声だけが配信される、というとても珍しい体験をした。これはたぶん夢じゃないと思う。
図書館のこと
著書の感想や書影がSNSに投稿されているのを見つけたら、できる限り「いいね」と感謝のリプライをひとこと入れるようにしている。単純にありがたいし、うれしいから。
でも、それが「図書館で借りたもの」だと、少し迷う。「いいね」だけにしたり、元々エゴサで見つけたものだからスルーしたり。
もちろん図書館で借りてくれて、SNSで紹介いただくのだってうれしいんだよ。それって「別にしなくてもいいこと」だから。
「読んだ誰かに、読まなければやらなかったはずの、別にしなくてもいいことをさせてしまうこと」が作品の力だと思っている。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) April 27, 2016
「いいね」を押させてしまう、リツイートさせてしまう、感想を書かせてしまう……大切なお金で本を買わせてしまう、猫を飼い始めさせてしまう、短歌を始めさせてしまう……。
でも、それは、ご購入いただいた方と同列なのだろうか、と迷うのだ。差を付ける必要もないんだけど。
仁尾智
「仁尾智」でググると、僕の他に「におさとし」という福岡の税理士さんがヒットする。僕の「仁尾智」(におさとる)という名前は筆名だ。税理士さんはおそらくは本名だろう。なんかちょっと申し訳ない気持ちになる。
笹井宏之賞
第5回笹井宏之賞の選考委員のツイートを見て、知らない人がいる……と思っていたら、下記のツイートが。
後藤グミが短歌を見てもらうために応募したくなるような人なのだな、ということがわかった。他にもたくさん驚きのツイートが流れてきたので、そういう人なんだな、と理解した。いいこと。
やべー
— 後藤グミ (@gotogumi) February 1, 2022
Moment Joonに短歌みてもらうために笹井宏之賞出したくなってきた……!
すごいことですよ、これは。
きょう作った短歌
ベストとは思わないけどこの辺で僕は自分と手を打っている
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) February 1, 2022
本を出し気づいたけれどこの国の二月は猫に翻弄される
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) February 1, 2022
Amazon限定ポストカード
ポストカード1枚のことで、煽るつもりはないのですが、残り9冊で再入荷はないらしいよ。
2月はいろんなキャンペーン
楽天ブックスの「ねこフェア2022」に参加しています!楽天ポイントの付与率が最大10倍になるキャンペーンも実施中とのことで、ぜひ覗いてみてください~😸📚https://t.co/GomJCLjPGz pic.twitter.com/PX4OqxBQGC
— 猫びより (@nekobiyori_jp) February 1, 2022
【2/22は猫の日🐈】実情はさておき 窓辺に猫がいる我が家は幸せそうに見えそう――猫本試し読み
— Book Bang -ブックバン- (@BookBang_jp) February 1, 2022
猫歌人 #仁尾智 さんが、猫との悲喜こもごもを短歌とエッセイで綴った一冊から、2話分をご紹介。https://t.co/tcqKbHSfoy
📖仁尾智/小泉さよ『猫のいる家に帰りたい』@tatsumi_life@nekobiyori_jp
命名書
命名書が正しく命名書として使われるとき、少なくとも1人と1匹分世界が幸せになっている。うれしい。
本日2022年2月1日『ミールくん』がついに…美容師ちゃんのお家に😭🙏💕
— Kousaka (@__yuko_k) February 1, 2022
命名書と共に撮影も大成功!!!
“ありがとう わたしの帰るべき場所はここだと きみが教えてくれる” pic.twitter.com/At2gqfQzlm
きょうのぼくぼく
【ぼくぼく日記】 #ぼくぼく日記 #里親さん募集中 #里親募集中
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) February 1, 2022
小首をかしげながら振り向く反則技を覚えた猫。 pic.twitter.com/trkMMycO4a
ぼくぼくの里親さん募集中!
里親希望の方は、下記リンク先よりお申し込みいただければ。
そんなそんな。