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フランス映画が好き

昨日のタカーシーさんの日記、パートナーさんとの妄想旅行、楽しそうでしたね!そして髪の毛をカットされてスッキリされましたね✨素敵です!

フランス映画「最強のふたり」、楽しまれたようでよかったです。あの映画は何度も観ました。私的にはフランス映画というよりハリウッド映画のような印象で、エンタメ要素が強く、話の展開が早く、とても楽しめる映画でした。

内容は人種差別問題や残された人生をどう生きるかというナーバスな問題も抱えながら、観る側にはポジティブで楽しめる内容だったように記憶しています。

私はフランス映画がとても好きなのですが、特に好きなのは妙齢の女性が主人公の(簡単に言えばカッコいい大人のフランス人女優が出ている)映画が好きです。

好きな女優はカトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イザベル・ユペール、オドレイ・トトゥ、です。特に好きなのはイザベル・ユペール。あの凛とした佇まい、線の細さとは対照的な芯の強さ、繊細な美しさの中にある雄々しさ、女としての弱さと強さ、そして狡さ、賢さ……。
心の中に抱える孤独と葛藤を演じさせたら右に出る者はいない気がします。

しかもやはりチェックすべきはファッション。何故にフランス女性はあんなにもオシャレでセクシーなのか。amourの国ならではの女性の美しさよ。

男性とのデートには素足にピンヒールのパンプス(普段はスニーカーというギャップも萌える)、素肌のような無防備なメイクに真っ赤なルージュ、美しく細い指先に挟んで気だるくふかすタバコさえもファッションの一部のよう。

年齢が上がれば上がるほどにその美しさは円熟味を帯び、その魅力を存分に味わうことができます。これはかなり個人の嗜好が別れるところでしょう。若くて綺麗なパリジェンヌが出る映画も可愛くていいけれど、私は断然マダム派です。

イザベル・ユペールはそんなにたいそうな、華々しいストーリーや話題作には出ませんが(失礼)、フランス映画らしい人間の内面を炙り出すようなしみじみとした作品に彼女が出ていたらめちゃくちゃハマります。
そういった映画が好きで、小さな劇場でひっそりと上映されていると平日の昼間の空いてる時間にふらっと一人で観に行きます。

やはり映画は映画館で観たい派です。
もちろんコロナ禍ではそれはなかなか叶いませんでしたから、ここ3~4年はAmazonやNetflixなどで家で楽しむというのがデフォルトになってしまいました。

エンタメ業界自体もコロナ禍では以前のような撮影は不可能だったでしょうから、より一層映画作りは難しかったですよね。

今後、また以前のような大人のフランス映画を映画館で楽しめたら嬉しいなと思います。

私の大好きなイザベル・ユペールの作品のなかで、印象に残っているのもを挙げておきますね。
よかったらチェックしてみてください。

特にこの二つは好きで、比較的最近のものです。女性としての最盛期を超えて人生の後半にさしかかった黄昏感や、焦燥感、手放したり諦めたりすることが年齢と共に増えていく寂寥感。それでも明日への希望を捨てず、前を向いて逞しく生きていく自立した女性像というのが私の心には強く刺さり、とても印象深い作品です。自分の人生と重ね合わせられる作品は観ていてもとても感慨深いものがあります。

あぁ、映画って本当にいいですね。
また素敵なフランス映画を平日の昼下がりに一人でひっそりと観に行きたいなぁ……。
逃避行のようなあの時間。たまりません。

それでは今日はこの辺で。


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#交換日記   #フランス映画   #イザベル・ユペール   #エッセイ

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