マガジン作りました✨
全く予想だにしなかった。
夜の11:00。毎晩視るともなくついているニュースステーションもそろそろ終わる頃、いつもの時間に天気予報が始まった。
「明日は夜遅くに雨が降るでしょう。」
そっかー、明日は仕事帰りに美容室へ行ってそのあと飲みの約束なんだよな~~…雨かぁ…。
次の瞬間・・・。私に22才の女の子が憑依した。
本当は好きなのに本心を言えずに、まるで腐れ縁のように何年も友達でいる彼。今夜もいつもと同じように飲んでお互いの彼氏彼女の話をして、ノロケ合って慰め合って。そしていつものように「じゃあ、またね~」と言って別れるアイツ。
脳内でドラマが始まった。
店を出たら雨が降っていた。マスターが1本のビニ傘を貸してくれた。相合い傘か。なかなかいい感じだな。腕を組んで駅まで歩いて行こう。その途中にちょっとドラマチックなハプニングがあるといいな。
そうやって妄想がどんどん脳内で流れていく。慌ててnoteを開いて書き始める。
15分位で書き終わる。3回読み直しながら所々書き直していく。
私は余計に書きすぎる傾向にあるので、毎回最初に書いたものを半分くらいカットするのだが、今回はほとんど直さずに投稿した。
いつも私はこうだ。その「瞬間」の感覚を大事にしている。何日も下書きに入れて校正をしたり書き直したりするような慎重さは全く無い。そもそもそんな器でもないし語彙力も書く力もない。単なる自分の楽しみのために書いているだけなので、その瞬発力とライヴ感を楽しむことだけを大切にしている。
そうして書き終わった掌編をエイッと投稿して自己満足に浸って終わり。それでよかった。・・・はずだった。
次の日。予定通り仕事帰りに美容室へ行ってそのあと飲みに行った。予報の雨は降っていなかった。なんだ…傘いらなかったじゃんか。せっかく持ってきたのに。ま、こんなもんだよね。
相手の仕事上がりの出待ちをしつつ、一人でワインを飲みながらスマホをチェックしたら、そこにシキさんからのDMが。
それは前日私が投稿したnoteのアンサーnoteだった。そうして始まった二人の「往復書簡」。お互いの化学反応は予想以上に刺激的でオイオイこれはちょっとオモシロイんじゃないのと久しぶりに燃えてきた。
私が書いたものにシキさんが触発されて始まったことなので、その感性とライヴ感を大切にしたいと思い、お互いに打ち合わせは無し。そしていつ投稿するかも事前には言わないことにした。とにかくこのハラハラドキドキ感は私にとって書く上での一番重要なエレメントだ。
今後どのように継続するか否かも分からないが、シキさんの瑞々しい感性と若さの勢いに私も少し乗っからせて頂いて、行けるところまで楽しませてもらえればと思っております。
共通のマガジンを作りました❗
「往復書簡~noter間のCHEMISTRY✨~」
よろしければ、二人の響きあう感性と情熱をお楽しみくださいませ。
シキさん、ヨロシクね~🎵
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