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夢の世界へ再び✨

2ヶ月ほど前のある日、娘から「7月14日仕事休める?」と聞かれました。
土日は難しいけれど、平日なら比較的休みの希望が通るので、「多分大丈夫だよ」と答えました。

5月が終わり、リビングの壁にかけてあるカレンダーをペロンと捲ると、何やら小さなメモ用紙が貼ってあります。

“ママ、7月14日休み取ってね“
・・・ん?なんだこのメモは。
はっ!そういえば先月、娘から言われていたんだった。
でも、7月のことなので、まだふた月も先の話だ、とのんびり構えていた私。
しかし娘は私の性格を把握していて、「きっと忘れるはずだ」と前の月の6月のカレンダーにこうしてしっかりと勧告してきたのです。

あぁ、さすが母のことをよくお分かりで。そうですね。7月のシフトを決めるのは6月末。その時に私が休みを取るのを忘れないようにと先手を打ってきました。はい、取りますよ。7月14日ね。

そしてとうとうその日がやってきました。
今日は娘が2ヶ月前からチケットを取ってくれていたイベントの日。それは・・・
ディズニーオンアイス』!!!
なんと10年ぶりぐらいにゆりかもめに乗って、有明アリーナへ。
今日はここ数日の猛暑日に比べると、とても過ごしやすい日和でした。
空にはうっすらと雲がかかり、直射日光が避けられただけでも助かったし、おまけに海からの風が少しひんやりと涼しく感じられるほどでした。

最寄駅からは歩いて10分程度の道のりですが、小さなお子さんたちがそれぞれ好きなディズニーのお姫様のコスチュームを着てそぞろ歩く様子が愛らしく、見ているだけでテンションが上がってきます。ブルーやピンクや黄色のヒラヒラのドレスに身を包み、今日は一日魔法をかけられたディズニープリンセスです。あぁ、なんて可愛らしいんでしょう!

今日のような日は、自分もショーのキャストの一員になったつもり!ぐらいのテンションで、その世界観にどっぷりと浸るのがこういうイベントを楽しむためのコツです。私は白雪姫よ!シンデレラよ!ジャスミンよ!ベルよ!と。

そのアイスショーは、言わずもがなの高度な技術を持ったキャストたちによる、非常にハイレベルな素晴らしいものでした。音と映像の煌びやかな演出はまるでサーカスのようで、ワイヤーで空中を舞うシルク・ド・ソレイユのようなアクロバティックなパフォーマンスが次々と展開され、またその一方でとても優雅でロマンティックな場面もあり、それぞれのスケーティングの素晴らしさに思わず歓声が湧きます。

そしてミッキーやミニーやグーフィーやドナルドなど、いつも親しんだディズニーキャラクターたちの元気いっぱいのパフォーマンスには、観客席から子供たちの可愛い声援が飛び、楽しい気分を更に盛り上げます。

ショーが中盤に差し掛かる頃にはアリーナ全体が一体となり、湧き上がる熱気にとてもたくさんのパワーをもらえました。
この感じ、久しぶりだなぁ。こういった催しができなかったこの3年のことを思い返すと、ジワんと胸に込み上げるものがありました。

途中休憩を挟んだ2時間余りのショーでしたが、本当にあっという間で少し物足りなさも感じるほど。もっと観たい!と思う感動的な氷の舞台でした。あまりにも日常生活とは遠くかけ離れた夢のような世界観に、日頃の疲れが一気に吹き飛びました。あぁ、楽しかった!

ディズニーオタクの娘は「今日は私の趣味に付き合ってくれてありがとう」と言ってくれましたが、いえいえ、私の方こそこんな素敵な一日をプレゼントしてもらって、感謝しかありません。そう、2ヶ月前の自分に言ってやりたいです。

「おい!ちゃんと休みを取ること覚えとけよ!7月14日は素晴らしい一日になるんだぞ!!」


こうした"夢の世界"へは娘に時々連れて行ってもらいますが、毎回少しずつ、私もディズニーに詳しくなっていくのがとても楽しいです。異次元の世界にどっぷりと浸かる、その幸福感たるや。やはり好きは最強ですね!

たくさんの感動をありがとう。また来年も行きたいね。


*アーカイブは下のマガジンから読んでいただけます。

#交換日記 #ディズニーオンアイス #有明アリーナ #推し活    #好きは最強

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