見出し画像

藤井風 デビュー2周年記念✨完全独りよがりの推しnote

藤井 風。2020年1月24日「何なんw」でメジャーデビュー。翌年の2021年12月31日、大晦日の紅白歌合戦に「とっておき」の存在として、明らかに特別枠で華々しく国民全体に見つかってしまった感が強い。そう、私の推しです。

画像2

その出会いは風くんがデビューした2020年の秋ごろだったか。YouTubeでMV「帰ろう」を観て雷に打たれたような衝撃を受けてからのお付き合い。

お付き合いってww まぁ、それだけ特別な存在ということよ。その曲「帰ろう」を聴いて私の中に湧き上がってきた思いをしたためた文章がある。それは私がこの先の人生を生きるための道標となった。これからどんな風に生きていくか。それほどに強く印象深く、私の心に響いた。その時に書いた文章はこちら。

衝撃の出会いから今日に至るまで毎日、風くんにドップリと浸かって生きてきた。とにかく風くんの楽曲は色んな意味で具合が悪い。「具合が悪い」というのは誤解を生みそうな言い方だな。もとい、勝手気ままには聴けない。BGM的に軽く聴き流すということが困難だ。そのメロディ、その歌詞、その声、そのグルーヴ、そのヴァイブス。圧倒的に心ごと、体ごと持っていかれてしまう。だからして何か用事をしながらだとか、たとえば今もこうして何かものを書きながらだとか、考え事をしながらその後ろで流しておくということができないのである。唯一、「妄想小説」を書く時のみ、それは許される。

時に美しく、時に切なく、あらゆる場面の情景描写は一気にその世界へと連れ去られ、物語をしたためずにはいられない。イアホンで一曲を無限ループしながら目を瞑り、その情景に完全ワープする。物語が目の前に流れ出す。それをひたすら追いかけるように文字に起こしてゆく。何作品書いたかな。この「妄想小説シリーズ」は自分でも結構気に入っている。完全に自己満足の塊だ。

創作意欲を刺激し、日常を離れてたくさんの物語を書かせてくれた風くんには心からお礼を言いたい。いつも彼は「みんながちょっとでも気持ちよくなってくれたら」と言いながら、こんなにもたくさんの楽しみを与えてくれるのだ。それはこの二年間、例の禍の中でほとんど身動きが取れずにストレスだらけだった日々に一条の希望の光を届けてくれたし、たくさんの楽しみとたくさんの愛を世界に振りまいてくれた。

私個人的に感慨深いのが、そこには彼が崇拝してやまないMichael Jacksonと共通するスピリットを感じること。私利私欲ではない、無条件の無償の愛。自分が信じる大きな愛の力を通して、自らに「降ってきた」(と彼は表現する)メロディーや歌詞を、ただ自分とピアノという媒体を通して世の中に届けていく。まるで神の遣いのような純真な心で、今どきの若いアーティストたちとは明らかに一線を画す。と言うか、何か全ての縛りを超越したような、人としてこの世に生まれてきた時に全ての人間が備わっていたはずのピュアで尊い在り方、思想が彼の根底にはある。それは彼の哲学であり、決して揺るがないもの。風君のファーストアルバムのタイトルでもあり、尊敬する父上さまからの教えである「HELP EVER HURT NEVER」 (常に助け 決して傷つけない) を自分の生き方の主軸として、その、ある意味崇高すぎてなかなかことばにしにくいスピリットを、いとも軽やかなメロディと歌詞にのせて、彼にしかできない独自の表現で私たちに伝えてくれる。

彼の歌を聴くたびにそれは私の心に刻まれ、染み込み、共感し、浄化し、感動を与えてくれる。「教え」ともとれるそれらのことばたちは、ある時は救いとなり、ある時は励ましとなり、ある時は希望となる。そうして目覚めた魂はまるで新しく生まれ変わったようなピュアな心を思い起させてくれる。この先どう生きていきたいかを改めて考えさせてくれる。少なくとも私の中ではそんなアーティストはこれまでいなかった。

こんな風に書くとなんだか宗教じみていて、少し強すぎるように感じるスピリチュアルな傾向に対して怪訝な思いを抱かれる方もいるかもしれないが、決してそんなことはない。彼は24才の今どきの青年らしく、流行りものの音楽を聴き、漫画を読み、ギャル語を楽しみ、ドンキでモヤシを買い、焼きそばが大好物なベジタリアンで、変顔を惜しみなく晒し、普段はボッサボサの髪に眼鏡、洗いざらしたトレーナーと高校ジャージを愛用して、岡山時代の昔と変わらずごくごくフツーの日常を送っているようだ。それなのにこんなに崇高でドラマティックな歌詞を書けるなんて、さぞや沢山の書物を読んできたのだろうと思いきや、「小説は読まんw」そうで、ほとんど彼の中にある、これまでに蓄積された思想から湧き出てくるものを、先に出来上がったメロディに当てはめているらしい。信じられないが、本人が言うのだからそうなのだろう。唯一読むものと言えば 「神聖な書物」 だそうで、これも父上さまからの影響が強い様子が伺える。要するに、小さい頃から何も変わっていないのだ。今ある姿は彼のルーツである岡山県里庄町で育まれたそのまんまの、ピュアで素直で音楽大好きで、父親を尊敬する一人の心優しい穏やかな青年なのだ。なんと愛おしい。どうかどうか、ずっとそのまんまで居て欲しいと願う。彼のことを心から応援する推しの 「風民」 たちはきっと皆そう思っているに違いない。


風くんは昨年の9月に、オンラインで世界に無料配信された日産スタジアムの無観客ライブを、だだっ広い芝生のど真ん中に設置された一台のグランドピアノと共にたった一人で行った。そして最後に言う。「観てくれて、来てくれて、居てくれてありがとうございました」 

私はそのことばを聴いて思う。「私たちの前に現れてくれて、聴かせてくれて、居てくれてありがとう風くん」

相互の思いが共鳴しあい、重なりあい、混ざりあって感謝の思いが行き交い、喜びあう。ただ「存在してくれてありがとう」 という、人として最も幸せで尊い感情を、なんの疑いも戸惑いもなく、ことばにできる人なのだ。

それこそが人間の感じる究極の「幸福感」だと知っているのだ。風くんよ、生まれてきてくれて、現れてくれて、聴かせてくれて、居てくれて、本当にありがとう。そしてこのピュアな感情を、私はこれまでの人生で既に持っていたことに気づいた。そう、私の子供たちに対しての思いだ。あぁ、なんて幸せなのだろう。気づかせてくれてありがとう。

私の息子と同い年の風くん。要するに大人と子供という年齢差だ。それなのに、風くんを知ってから私の心持ちは明らかに変わった。生きる姿勢が変わった。人に対する思いが変わった。こんなに人を愛しく思うことを、改めて素敵なことだと感じさせてくれて本当にありがとうとしか言いようがない。そして、昨日より今日、今日より明日を少しでもより良く生きようと思わせてくれた風くんの存在を、本当に尊く思うし、思わせてくれてありがとうと言いたい。もう、本当に、感謝してもし尽くせないのだ。単なる「かっこいい」とか「歌が上手い」とか「曲が好き」とか、そんな単純なレベルではない。生き方を変えてしまうぐらい、私は風くんに影響を受けている、ということだ。


一度聴いたら忘れられないメロディ。心を撃ち抜いたことばたち。その中から特に好きなことばたちをここにいくつか記しておこう。


「何のために戦おうとも 動機は愛がいい」(きらり)
「僕らはまだ先の長い旅の中で 何かを愛したり 忘れたり 色々あるけど  これからまた色んな愛を受け取って あなたに返すだろう 永遠なる光のなか 全てを愛すだろう」(旅路)
「簡単じゃないかもね  でも難しくはない  迷いながら探すの  ほら 見上げてみて」(燃えよ)
「真実なんてもんはとっくのとうに 知っていることを知らないだけでしょう」(何なんw)
「あなたは灯ともして  わたしは光もとめて  怖くはない 失うものなどない  最初から何も持ってない」(帰ろう)
「ああ 全て忘れて帰ろう  ああ 全て流して帰ろう  あの傷は疼けど  この渇き癒えねど  もうどうでもいいの  吹き飛ばそう」(帰ろう)
「ああ 全て与えて帰ろう  ああ 何も持たずに帰ろう  与えられるものこそ与えられたもの  ありがとう、って胸をはろう」(帰ろう)
「去り際の時に何が持っていけるの  一つ一つ 荷物 手放そう   憎み合いの果てに何が生まれるの  わたし、わたしが先に忘れよう   あぁ今日からどう生きてこう」(帰ろう)
「置き去りにした愛情を 探しに帰って  温もり満ちた感情を いま呼び覚まして  凍えた心が愛に溶けてゆく  花の咲く季節が戻ってくる」(優しさ)
「もうええわ  何が大切なん?よう選んで  もうええわ  そう思うならサッサ手放して  もうええわ  自由になるわ  泣くくらいじゃったら笑ったるわ  アハハ…」(もうええわ)

もうええわ!っちゅうくらいにどんどん出てくるからこの辺にしておこう。


そしてそして、本題に入る。

いよいよだ。いよいよ、待ちに待ったセカンドアルバムだ。

そのタイトルは「LOVE ALL SERVE ALL」その意味は「全てを愛し、全てに仕えよ」あぁ、尊い。

これだけの実績と実力を持ちながらも、どこまでも謙虚な風くんは3月23日にリリースされるセカンドアルバムの発表に際して、このようなコメントを発信した。

「2枚目のアルバムが出せることになりそうです。奇跡です。
そしてそれがまた大好きな作品になりそうです。奇跡です。」

あぁ、なんてこった。奇跡じゃと。奇跡じゃと申すか。

その美しき心を、愛しき心を、どうかどうか未来永劫持ち続けられんことを。

そして私は誓う。未来永劫、風くんを推し続けることを。

画像1

祝福。


#藤井風 #推し #好きは最強 #LASA



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?