「渦巻く夏のフェルマータ」を考える 2024-09-01

・3年ほど前、おいしくるメロンパンの考察を書くことによって友達を作っていたのですが、今その記事が大変なことになっている。

・なんの知名度もない素人の記事が1.2万も閲覧されている。

・まあでも、これはアカウント作成から今までの3年半くらいの情報なので、チリツモか…と思っていたのですが

半分以上ここ1年じゃねーか。おいしくるメロンパンに何があったんだ。

・ルカザがTikTokをはじめとした様々なSNSで"バズ"り続けているのはもちろん知っているのだが、リリースされたのは7年前だし、記事を書いたのも3年前なのである。意味がわからない。

・たぶん、ルカザの考察で調べたら一発目にわたしの記事が出てくるのが大きな理由の1つだと思うのですが、だからといっていきなり増えるかね…?誰かこういうデータ分析みたいなのに強い人いたら教えてください、本当に。

今回話題にした記事はこちら♪



・それにしても、リリースされましたねえ。渦巻く夏のフェルマータが。

・配信直後くらいにサブスクで聴いたのですが、真っ先に「やくしまるえつこかよ」と思った。

・なんというか、3曲作って1曲にしたみたいな感じがするんだよな、この曲。それで、そういう曲の作り方をするのってやくしまるえつこ(ソロ)のイメージが強いんですよね。「少年よ我に返れ」みたいな。渦巻く夏のフェルマータはあそこまで理路整然とはしてないですけど。

・ナカシマさんが影響を受けたバンドに相対性理論を挙げているのは知ってたけど、そういう引き出しもあるのか!と思いましたね。

・これってどのジャンルの音楽になるんだろうか。ポストロック?オルタナ?theoryはわかりやすくポストロックだったけど、わかんないなあ。

・カテゴライズフェチなのでこういうの結構気になっちゃうんですけど、あんまりガチガチのディスクレビューみたいなのをされていないせいか、よくわからないんだよな。ウィキのジャンルも「ロック」としか書かれてないし。んなこたわかってんだよ。


・それと、この間こんな記事を見つけた。

峯岸:マジでやばかったですよ(笑)。「月の光」(ドビュッシーのピアノ曲)入れようぜって言った時は大丈夫かと思ったもん。

ナカシマ:「月の光」? ああ、「ボレロ」(ラヴェルのバレエ音楽)じゃない?それは僕、結構いい案だと思ってたよ。今でもやりたいと思ってる。

・ベースソロが月の光と言っていたと思うんですけど、似たような構想がflask制作時には存在してたっぽいですね。こえ〜。


・ガワの話はこれくらいにして、中身の話でもしますか。過去曲との共通点みたいなぱっとわかるようなのは既に言い尽くされていると思うので、できるだけ踏み込んだ話がしたいですね。願望ですが。考察未満。

・とは言っても、今回の歌詞って結構わかりやすいほうな気がするなあ。漢字や難しめの言葉が多いので取っ付きにくさはあるけど、ちゃんと読んだらかなり丁寧に描写されてる気がする。

・個人的に歌詞のなかでかなり印象的なのが「鯨の星座は恐ろしい怪物の形をしているんだ 君が教えてくれた」という部分。実際そうなのかと思って調べてみたんですけど、たしかに鯨とは思えない見た目でしたね。どちらかというと、セイウチみたいな…

・くじら座の元ネタのギリシャ神話の怪物が「ケートス」という名前で、それそのものは別にくじらでもなんでもないのに、英訳されるときに「whale」とされてしまったみたいですね。ギリシャ語での「ケートス」は海の怪物なのに対して、ラテン語の「ケートス」はくじらという意味であることがくじら座となった原因らしい。

・さらに気になって本棚から星の辞典を引っ張りだしてきた。

あるときは肉眼ではっきりと確認できるのに、あるときはまったく見えなくなってしまうという、まさに不思議な星である。(中略)安定を失ったミラは、風船のように膨らんだり縮んだりしながら、最期のときを待っているのだ。

柳谷杞一郎(2016)『星の辞典』雷鳥社

・ミラ、という鯨座を構成する星に関する記述なのですが、なんかどうも重なりますねえ!ちなみにミラは「不思議な」という意味だそう。

・「風船のように膨らんだり縮んだりしながら」というの、呼吸みたいで良いですね。酸素の味を知る、とか関係あったりするかな。たぶん、水中から地上に出るときの描写だと思うのであんまりないと思うんですけど、もしここまで関係あるんだとしたら、もう、大したもんですわ…としか言えない。

・それと、最後のほうの「いつかきっと巡り遇うよ」の部分、わざわざこの漢字にしているのがいいですね。会うでも逢うでもなく、う。この漢字だと、好ましくないことへの遭遇という意味合いが強いみたいです。「いつか」とか「きっと」とか、望んでいるかのような言い回しをしている割には不安の感情が大きいんですかねえ。

・MVの概要欄見たんですけど、渦巻く夏のフェルマータの英題ってSwirling Summer Fermataなんですね。ナカシマさんは英題にもこだわりがあるイメージがあるのですが(5月の呪いの英題をMayにしたいと言っていたはず)これは特にひねりはなさそうですね。"swirl"で渦巻く、という意味らしい。

・渦巻く夏のフェルマータ、リリース前にタイトルだけ聞いたときは「夏長すぎマジ無理ってこと?」と思ったのは覚えてる。フェルマータってわたしの認識では「思ってるより長く」なので(無論、正式な意味ではないが)たしかに今年夏長かったもんな〜と勝手に共感してしまった。コイツは本当に考察記事で1万PV出したのか?

・今回みたいな過去曲の要素をたくさん拾う曲だと、歌詞を遡ったり見比べたりするので、パニックになってしまいますね。





・ここからは日記です。

・最近応援している人がいまして…

・メンズノンノモデルオーディションのファイナリスト、海谷遠音さん。なぜならすごくかっこいいから。

・今までアイドルのオーディション番組に熱狂してる人の気持ちが全然わからなかったんですけど、たしかにこれ楽しいですね。

・雑誌専属モデルのオーディションなので番組とかはなく、オーディション公式のSNSやファイナリスト個人のSNSが主な情報源なのですが、逆にこれがいいかも。毎週欠かさず見る、ネタバレを踏まないようにする、みたいなのが結構しんどくて苦手なので、程よい空気感で楽しめている。

・SNSしかないとは言えど、オーディション番組と同じように毎週ランキングが発表されていて、それにまんまと一喜一憂している。オーディション番組好きな人ってこれが楽しいのかー!と思いますね。

・なぜオーディション番組のオタクを疑念の目で見ていたのにこんなことになっているのかというと、海谷遠音さんがフジファブリック志村正彦さんに似ているということを友達が教えてくれたからなんですよね。

・どうやら教えてもらう前から似ていると少し話題になっていたらしく、それを見た友達が「これはあいつに見せなければいけない!」と思ってわたしに連絡してきたらしい。そして、んなアホな…と興味本位で覗き、今となってはこうですわ。単純すぎて笑っちゃいますね。

・実際、光の当たり方とかによってはかなり志村さんと見間違えるほど似ている。暗いところで上から強めに光を当てているような写真だと特に。

・この構図で一気に似るの、なんでかなーと思って考えてみたんですけど、完全にライブのときの志村さんを思い浮かべているからですね。暗い会場、強い照明、フロントマンが1人。

・似てる似てると言っていますけど、見ていくうちに全然普通にハマってしまっていて、TikTokの動画をめっちゃ見たりしています。やはりモデルなだけあって、それはそれはもうファッショナブルなことよ。

・ということで最近は持っているすべての端末で投票している。これはセーフだから。スマホとタブレットとPCの3票。キャッシュ削除も田代砲もしてないから。セーフだから。


・書きたいことを書きまくっていたら3000字を超えてしまった。月初めから3000字も書くオタク。

・それでは。

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