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オンラインワークショップ「新型コロナウイルス禍を生きる人びと―ラテンアメリカ地域研究からのアプローチ―」開催のご案内

オンライン・ワークショップをZOOMにて開催します。開催概要は以下の通りです。

【開催趣旨】

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する中、ラテンアメリカ各国では外出制限措置がとられました。これにより経済活動に困難が生じ、社会・経済的に脆弱な状況にあった人びとの多くが日々の糧と生きる術を奪われました。しかし、問題はコロナ禍によって初めて生じたわけではありません。元来あった問題が、コロナ禍によってより強められ顕在化したといえます。

本ワークショップでは、コロナ禍によりラテンアメリカの人びとがどのような影響を受け、人びとにいかなる生活の変化が生じているのかに焦点を当てます。各若手研究者が関わってきた、コロンビアの先住民族ワユー、メキシコの職業訓練プログラムに参加する若者たち、ブラジルの観光業従事者の事例を通して、コロナ禍によって改めて浮き彫りになったラテンアメリカの社会・経済・文化に関わる問題を問い直します。また、人びとは窮地に立たされる一方で、知恵を絞って日々を生き抜く方法も模索しています。地域や国内、国境を越えた助け合いの動きも生まれています。そうしたコロナ禍を乗り越えようとする人びとの実践にも着目して考えます。

【発表者・発表タイトル】

①松丸 進(上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科)「コロンビアの先住民族ワユーと感染拡大防止措置」

②渡邊 翼(上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科)「職業訓練支援プログラム終了後のメキシコの若者とCOVID-19」

③髙橋沙織(早稲田大学大学院人間科学研究科)「ブラジル北東部セアラ州におけるwithコロナ時代の観光」

【コメンテーター】石丸香苗(福井県立大学)/ 幡谷則子(上智大学)

【司会】中尾実日子(上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科)

【使用言語】日本語

【お申込み方法】参加ご希望の方は11月4日までに、下記のGoogleフォームよりお申込みください。

※本研究科HP「イベント」ページでも、ワークショップ詳細・お申し込み方法をご確認いただけます。

【お問い合わせ】

上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科 gds-gs@sophia.ac.jp

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真心こもったサポートに感謝いたします。いただいたサポートは、ワユーの人びとのために使いたいと思います。