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トラウマを徹底して書き出していくと、消えて行く・・・

今回の記事は、トラウマを小さくすることについて。


下記の記事もあわせてお読みください。

テキサス大学の最新研究の要約

参考文献:Treatment for combat-related PTSD advances with method shown to be fast, effective – UT Health San Antonio(https://news.uthscsa.edu/treatment-for-combat-related-ptsd-advances-with-method-shown-to-be-fast-effective-2/)

研究の背景:

  • 対象: 戦闘関連の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を持つ234人の軍人と退役軍人

  • 治療法: 長時間曝露療法(Prolonged Exposure Therapy, PE)

研究の方法:

  • 期間: 3週間の集中的な治療

  • 手法: トラウマの繰り返しの語り直しや、避けていた活動に取り組む宿題を含む

結果:

  • PTSDの症状: 60%以上の患者で顕著な減少

  • 寛解率: 50%以上の患者で長期的な寛解が観察された

  • 機能改善: 日常生活の機能にも顕著な改善が見られた

徹底して向き合うことの効果

この研究は、トラウマに徹底して向き合うことがPTSD治療において有効であることを示しています。具体的には、以下のような方法が有効であると示されました:

  1. 繰り返しの語り直し:

    • トラウマ体験を繰り返し詳細に語り直すことで、感情を整理し、トラウマの影響を軽減する。

  2. 避けていた活動に取り組む:

    • トラウマに関連して避けていた活動を再び行うことで、回避行動を減少させ、日常生活の機能を改善する。

  3. 集中的な治療:

    • 短期間で集中して治療に取り組むことが、トラウマの症状を迅速に軽減するのに効果的である。

結論

この研究は、トラウマに徹底して向き合うことがPTSD治療において重要であり、効果的であることを示しています。無意識に押し込められた複雑な感情や記憶を意識に上げ、正しく対処することで、トラウマの影響を軽減し、心理的な問題を小さくすることが可能です。

僕も自分のトラウマに対し、徹底して向き合った

僕も自分のトラウマに対し、徹底して向き合い、徹底してトラウマに関することを書き続けました。それが高いを効果を生んだのだと考えています。それを裏付ける研究がさっきの記事でお伝えしていることです。トラウマを克服したい人は、徹底して向き合う(書く・話す)と良いかもしれません。

最新のChatGPT-4o【従来のChatGPT-4(米国の司法試験で上位10%のスコア、日本の医師国家試験で合格ラインを超える賢さを有するAI)に比べて、大幅に進化し、理解力も高まったAI】より

自分で徹底して「”解凍”」していくから、それらが小さくなる

つまりトラウマは、”無意識下にある凍結した自分の心”であり、それを、自分で徹底して「”解凍”」していくから、それらが小さくなるということ。

その手段は「書く」でもいいし、「話す」でもいいのです。これがトラウマ克服の王道だなと、僕は思っています。

書く:

話す:

ほぼ全部書き出しました

僕は機能不全家庭で受け続けていた心理操作、その背景にあった宗教洗脳など、色々と複雑に絡み合い、無数の心の傷、トラウマがあったので、それらをほぼ全部書き出しました。そしたらトラウマが小さくなりました。徹底して向き合えばトラウマが小さくなる。テキサス大学の最新研究と多くの点で一致しています。

そろそろ本気でトラウマを小さくしたい……

トラウマを抱えたままでいたい……というのが本音の人は、まだまだ書き出せないと思いますが、そろそろ本気でトラウマを小さくしたい……という人は、自分のトラウマ、それに付随する凡ゆる心理的な問題と向き合い、知識をつけながら、徹底して、書いて、話しましょう。

過去の僕のように、トラウマに”心理操作”や”洗脳”など、無意識の深いレベルの纏まり(信念など)への操作が絡んでいる場合、非常に難しいけど、時間がかかってもその心理的な問題は小さくなる。 要は、無意識にある「ぐちゃぐちゃなもの」を正しく意識に上げればいい。その手段が「書く」「話す」。

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