統合失調症とは?60秒で精神病を解説…

今回は60秒で「統合失調症」についての解説動画となります。

■台本

統合失調症とは、考えや喋っている内容が、まとまりにくくなってしまう病気です。

その症状は、幻覚と妄想、意欲の低下、感情表現が少なくなる、などがあり、身近な人から見ると、独り言を喋っていたり、話しがまとまらず支離滅裂になる、などもあります。

そのため私生活に大きな影響が出てきます。

また、精神科医のユング先生は、当時は早発性痴呆と呼ばれていた統合失調症、あるいは精神病を、次の二つから説明できるとしました。

一つは、集合的無意識のさまざまな内容が自我を圧倒すること。
もう一つは、分裂したコンプレックスが単独で、またはいくつか合わさって人格を支配すること。

統合失調症の患者は、現実の世界と空想の世界の境界線がなくなり、現実と空想の区別がつかない状態、とも言えます。

ですので、症状が重い場合は、寝ているときに見ている夢の世界に、すっかり呑み込まれている人、という考え方もできます。

統合失調症は、早い段階で治療をはじめれば回復もはやい、と言われてますので、周囲がその様子に気づいたときは、なるべくはやめに専門機関に相談してみましょう。
〜完〜

■ナレーション:rando

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