徒然ではない図書館司書~来館者編⑨ 常連の老人、雑誌カバーを破壊するの巻~
図書館には、家に居場所がないという人がかなり来る…。しかも、開館同時に…。
なんか、それを見てたら長生きしたくねえなって本気で思ってしまう…。ボケるのも嫌だし、更年期も嫌だし、基本がネガティブだからだ。
さて、その常連の中にも、館内利用者ブラックリストというものが、館員たちの心の中にある。
とにかく毎回迷惑をかけてくる。
長時間拘束される。
延々とカウンターで喋る、など。
色々ありすぎてうっすらになっているが、鮮明に覚えている常連は何人かいる。見てないようで、司書は見てますよ。
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