主語はすべて「私」。存在の価値と調和
付近のキンモクセイが、甘ぁく漂っていい香り。家の中に入ってくる空気がぜんぶ、見事にキンモクセイ色に染まっている。そしてバックミュージックは虫さんたちの澄んだ音だよ。
自然界では、どんなものも「存在しているだけで」価値があるということが明白に思える。そこに人間の考えによる価値判断を挟まなければ。
私たち人間は、Be(在る)よりもDo(する)に価値を見出そうとしがちだ。
――何を「する」ことができるかな? どう「やれば」いいのかな?
この場合の「Do」は、あなたがあなたでいる