23 「怪物」のはなし
少し前に、Noteで「怪物」という自意識とそれ以外の自意識のせめぎ合いを中島敦の「山月記」になぞらえて綴るものを読んだ。それに対してずっと考えていて、どこかでこれについて書く必要があるなと思いながら、いまいちまとまらずにここまで過ごしてきたわけだが、あまりにも時間が経ちすぎていて忘れてしまうと困るので、このへんで少し書いてみようと思う。当該記事についてのリンクはおそらくご迷惑と思われるので貼らない。なんとか大明神とかそんな名前の、おそらく匿名のアカウントである。削除されてい