見出し画像

師匠は、それをファシリテーションと呼んだ (ファシリテーター Advent Calendar 2019)

はじめまして、まえしょうです。

ファシリテーター Advent Calendar 2019の2日目です!
1日目の記事を読んでいません、、、というか怖くて読めません。

まず、「これが私のファシリテーションだ!」 といえるほどのテクニックも経験も持ってはいません。
だからこそ、

• ファシリテーションなんてしたことない・・・
• みんなを動かしていくなんて大層なこと
• きっと難しいテクニックが必要なんだ

と、ちょっと、ファシリテーションに対して腰が引けている方向けに、「あ、この世にはすぐ目指せるレベルのやつがいるぞ」と思ってもらう内容にできればと思っています。
玄人の皆様、すいません。
(2日目だし、ハードルを下げる意味でもいいよね。)

| 私に声がかかる理由?

ファシリテーションという大きな枠から少しスコープを小さめにしましょう。
実は、勝手にホワイトボード芸人を名乗っています。

もう半年以上経ち、布教活動の成果か、まとまらない会議や複数利害関係のあるメンバーが交わるミーティングに呼ばれることが増えました。
ですが、、、私、特に進化したわけではないんです。

専門的なスキルが飛び抜けている? → No
話すのがめちゃくちゃうまい? → No
とてつもない権力者である? → No

これだけではないかもしれませんが、空中戦の議論を地上戦に置き換え、少なくともミーティングをやってよかったと言える終わりを迎えられるからお呼ばれしている、と解釈しています。

| ホワイトボード芸人ってなんぞ?

ファシリテーショングラフィックもグラレコもできません。
描けるのは、このレベル。(恥ずかしい。。。)

画像1

でも、こんなのでいいんです。
いつでもどこでも、インクのたっぷり入ったマーカーを持って駆けつけ、明るくちゃらめに挨拶したら、次の3つのに集中する。

• 行き先と今までの流れをホワイトボードに描く
• 言葉にならない想いを言語化して書き出す
• みんなの頭の中 = ホワイトボードにする

字が汚くても、絵が下手くそでも、書くのが遅くても。
マーカーを持って、ホワイトボードの前に陣取ると、割とみんな私のために時間をくれます

| 初めの一歩として、どうでしょう?

ファシリテーションを身につけるために、

• ワークショップをやらなきゃ!
• もっと、絵を練習しよう!
• 傾聴スキルを身につけるために、コーチングの研修に!

素晴らしいです。
でも、全員が、そんなに難しいところから入らなくてもいいのかな、とも。

簡単なことでいいのです。
勇気を出して、ホワイトボードの前に踏み出し、マーカーを手に取り・・・

「すんません。
    ちょっとついていけなくなりました、難しいですね。
    私のために整理させていただけると嬉しいのですが?」

| 師匠は、それをファシリテーションと呼んだ

実は、私もファシリテーション学ばきゃ、となっているときに焦って色んな講座に通った時期があります。
その中でも感動的で衝撃的な話を聞かせてくださった師匠が (私が勝手に思っている)、懇親会でホワイトボード芸人に話を聞いて

「それは立派なファシリテーションですね。それがファシリテーションですよ。」

と言ってくれたことが自信につながったというか、他の人の正解を自分の正解にしようとしていたことをやめるきっかけになりました。
師匠、ありがとうございます!

| 私にとっての "ファシリテーション"

私の中のファシリテーションは

なくてもいいけど、あったら世界がもうちょっと良くなる働きかけ

です。
難しいことは知らん、その場その場で「むぐぐ」ってお腹の中では思いながら、「もちっとだけ、こうしたら、どうなるかなぁ・・・、えぇぇい!」ってやつ。

だから、「少なくともやってよかったと言える終わりを迎えられる」よう頑張るホワイトボード芸人は、ファシリテーションなんだ~、と心の中で思ってます。 

| おわりに

テクニックの話はしない! と決めたら、えらくとっ散らかった文章になりました。
いつか 「私流・ホワイトボード芸人のスキル!」 でリベンジします。

では、今日は、ここまで。

| 参加
ファシリテーター Advent Calendar 2019

ご支援は新鮮なお野菜に変わり、やがて文章となる見込みです。