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勝手に10選〜恋が始まる時のイカした楽曲編(前編)

(前記)

なんと、初めて、この勝手に10選にリクエストを頂いた。大変光栄な事である。

これは是非お答えせねばならぬ。
そのリクエストの内容が"恋が始まる時の曲"の10選だ。

はてさて、恋が始まる時とは、と考えてみる。
何か気になる人、一目惚れ、人に恋心を抱いた瞬間、片想い、告白する時、初めて手を繋いだ時、初めてのデート、色々なシュチュエーションが考えられる。

今回はそんな、恋の始まり、に相応しいシュチュエーションから、前編、後編に分けて勝手に10選する。

・レディ・セブンティーン

1973年にキャロルのシングルとして発表された曲だ。

実に軽やか明るいキャッチーなロックンロールである。

歌詞は、17歳の少女目線で記されている。

もう恋と彼に夢中で、チャペルでのウェディングをフライング気味に夢見る反面、少しまだ自分の全てを捧げるには臆病な一面も見せるなど、少女以上女性未満の揺れ動くピュアなあどけさが見事に記され、実に軽やかでキャッチーな曲の雰囲気とマッチした名曲である。

17歳の少女に訪れた、少しあどけなさが残る恋の始まりを、実に見事に表現している軽やかなロックンロールなのだ。


・め組の人

1983年にラッツ&スターのシングルとして発表された曲だ。

実にダンサンブルでドゥーワップを踏襲し、キャッチーなR&Bだ。

歌詞は、夏のビーチに周りがパニックになる程の美女が現れ、主人公も一目惚れしてしまい、恋人にしたい、と完全に心を奪われてしまう内容が、実にお洒落なワード、フレーズで記され、ダンサンブルな曲と見事にマッチした名曲だ。

夏のビーチだったり、冬のスキー場だったり、という場所は、何かの出会い、恋の始まりを感じさせる絶好のシチュエーションなのだ。


・あの娘とマッシュポテト

1984年にチェッカーズにより発表され、アマチュア時代からのレパートリーであり、メンバーによるオリジナルの作品で、"涙のリクエスト"のカップリングとして収録された曲だ。

実にキャッチーで軽やかな、古き良きオールディーズにドゥーワップの要素をふんだんに盛り込んだ、実に楽しい楽曲だ。

歌詞の内容は、片想いの女性がウェイトレスとして働くお店に、足繁く通い、いつもマッシュポテトを注文するが、雑誌を読むふりをしたり、直接告白するには奥手になっていたが、ある日主人公がその女性からウインクをされ、その日からマッシュポテトが大盛りになる。

恋の始まりそのもので、その後を想像してみたくなる様なお洒落な歌詞が、ゴキゲンで軽やかなロックンロールにマッチしている名曲だ。

アマチュア時代から郁弥(フミヤ)さんによるラブソングのセンスには脱帽である。


・恋をとめないで

1989年にCOMPLEXによって発表された曲で、アルバム"COMPLEX"に収録された曲だ。

この曲は、当時リアルタイムで聴いていた曲であるが、筆者だけではなく、シングルカットされていないのに多数の人々から人気を博していたのが懐かしい。
今となっては、COMPLEXを代表する曲の1曲である。

疾走感のある、メロディラインも美しいロックだ。

歌詞は、夜のデートに躊躇している彼女に、部屋に篭って夢を見てるのではなくて、俺が守るから、外へ遊びに行こうよ、という内容だ。

現在の様に携帯電話、スマホ、SNSが無かった時代であり、当時は高校生であった筆者も学校が終わると家を積極的に外へでて、特に歌詞にも出てくる土曜日の夜は、女の子を含む色んな仲間と集い楽しんでいた。

学校を省いて考えたら、外に出なければ、イカした女の子や、素晴らしい仲間と出会えなかったのだ。

今はどうだか良く解らないが、当時は部屋に篭っていては、学校を超えた友達だったり素敵な恋人と出会ったりは難しかった、いや無かったと言っても過言ではない時代だったのだ。

この疾走感にキラキラとした夜のネオンを感じる様な軽快でキャッチーなロックを聴くと、そんな事を、ふと思う。


・はじめてのチュウ

1990年にあんしんパパこと、実川俊春さんのシングルとして発表された曲だ。

アニメ"キテレツ大百科"のテーマソングである。

実にキュートで暖かく、ホッコリとした気分になる名曲だ。

この曲の要となる、コロ助を彷彿させる実に可愛い歌声は、録音時にスピードを落としてボーカルを入れて通常のスピードに戻す手法を使っている。
少しマニアックな例えならば、ザ・フォーク・クルセターズの"帰ってきたヨッパライ"の手法だ。

歌詞の内容は、はじめてのチュウ、つまりファーストキスに眠れないほど大喜びして、浮かれまくっている主人公の心境をコメディタッチで見事に表現している。

しかし、ファーストキスは人生に一度きりでは無い。
新しい恋人とのファーストキスも実に大喜びで、眠れない程浮かれまくってしまうものだ。
実に不思議、単純というか人間とは上手く出来ている。

主人公(コロ助?)の破天荒な浮かれっぷりからは、人生初のファーストキスである印象を抱くが、恋愛におけるファーストステージの第一関門とも言えるファーストキスの成功、感動におけるトキメキ、喜びを、実にピュアにコミカルに、暖かくホッコリと曲として見事に表現している名曲だ。


(後記)

後編へ続く。

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