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”自分のボスは自分”って環境の心地よさ

こにゃにゃちは。
静香・ランドリーです。

最近、コロナの影響でシフト激減中。
自宅待機が増えたのでありんす。

金銭的不安に押しつぶされそうに・・・もとい、既にペッチャンコにされながらも。
ふと思うことがありましてね。

自分で管理できる住処って最高ザマス!!!!!

早起きして、洗濯機が回っている間に食事の準備を済ませて、洗濯物を干し終えたら両親と共にモグモグ。
コーヒーを飲みながら新聞に目を通して、お腹が落ち着いたらお風呂掃除。
猫のトイレも全部きれいにして、ゴミがかさばらないよう小さくまとめて外のゴミ箱へ。
台所を拭き上げたら、家中の窓を開放して掃除機。
クイックルワイパーで床を軽く磨いて、ピカピカの床で猫たちとワイワイきゃっきゃ。

これだけ済ませても、時計はまだ午前10時。

まだ午前10時か!何と言うゆとり・・・たまらん!

もともと、若干ながら潔癖症なものでして。
部屋が汚い云々も去ることながら、自分の思うように片付けられない環境が苦手。
今までは75歳の母が取り仕切っていた家も、今年に入ってほとんど筆者が回しております。

最近は自宅待機(無給だぞ)が多いせいか、まさに『この状態を求めていたんだよワトソン君!』な感じで家を片付けられるのが快感です。

台所の不用品も全て処分したし、脱衣所の用途不明品もきれいさっぱりGONE。
何これ、おウチってこんなに楽しいの?!と驚いております。

かつて結婚していた20代。元旦那様は歴代の私物全てを溜め込む性格で、狭いアパートが段ボールで溢れかえっていて物置状態でした。
「僕の持ち物は絶対捨てないでね。キレるよ?」
と繰り返し聞かされ、まるで倉庫のような部屋で10年耐えた地獄の日々よ。

いざ実家に帰れば、さすが仏壇つき本家。
物で溢れかえっておりましてね。
筆者から見れば、『灼熱地獄』から『大焦熱地獄』に移動しただけ的な。

めちゃくちゃ”バルス”唱えたかった

実家には、古い引き出物やら食器やら・・・あと無駄にでかい家具(古すぎて使えない)が壁を塞ぐように立ち並び、布団セットは押し入れに収まらず座敷に山積み。
クローゼットには誰のものか(いつの時代のものか)わからない洋服がモッサリ。

さながら『タイガーモス号』の台所並みにカオス。(ラピュタ知らない人ゴメン)

それが少しづつ片付いていく快感よ。
しかも筆者の独断と偏見で・・・楽しすぎるぜベイベー。

今のところ、台所と脱衣所はめちゃくちゃスッキリしていて、筆者的『聖域』になりつつあります。
空いた隙間を新たなる不用品で埋めようとするゴリアテ(両親)との戦いが尽きませんがね。

次は、リビングに隣接しているお座敷がターゲット。
後生大事に保管(放置)してある布団の山は、カビやらシミやら培養されていて目も当てられません・・・。
全て処分してやるコノヤロー。

押し入れに手をかけたものの、トップからカピカピに乾いた”何らかの”死骸が降ってきて軽くパニックになりました。

親方!空から女の子が!・・・じゃねーよ。

押し入れは、心の準備ができるまで見て見ぬふりをします。

とにかく、自分が監督になって仕切れる環境が素晴らしい。
掃除をするとセロトニン分泌されるんですよ、筆者は。

空いた時間に鬼の形相で『求人/在宅/年齢不問/経験不問』と検索しまくり、web履歴書を送信しまくり。
そしてメッセージやり取りしまくり。

で、断られまくり。

それでも妙に心は充実しております。

気付きました。筆者には在宅ワークが性に合う。
もともと時間管理は得意だし、自室にいても鋼鉄の集中力で”ゾーン”に突入できる。
何より、会社によくある『謎のルール』や『人付き合い』にエナジーを奪われることなく仕事を進められる。
自分で時間を管理して、家の中をクリーンに保ちつつお仕事できるなんて最高ではありませんか。
自分が自分のボスになれる幸せ・・・。

最近、求人検索に疲れたら炊飯器でバナナケーキとか焼いちゃってますよ。

これで経済的に安定できれば言うことなし!じゃないか。
あぁ、嵐が過ぎ去っていく感覚・・・荒れ狂う竜の巣で隠されていた天空の城が姿を現しつつあります。

・・・つってもー。
この家は我が兄上が引き継ぐらしいのでー。
筆者が頑張ったとて手元には何も残されないのですがー。
15年間も自己犠牲を払って守り続けた家だけどー。

40秒で支度しな!!

って感じで、今年中に追い出されるかもー。
ある日突然、自分はいつまでも蚊帳の外なのだと気付かされたアラフォー。
やはり皆、昭和気質の家族です。
『長男の圧倒的権力』には抗えぬようでして。つかそれが当たり前なんだな。

15年間払ってきた額は一千万円を超えますが、ちょっとだけでも返していただけない?

・・・とは言えず。

いーもん、別に気にしない。
この”お片付け”は、今までお世話になった住処への感謝の気持ちだ持ってけ泥棒。

筆者には筆者の人生があるのだから、家族のお世話は二の次!と気付いたのであります。
頼まれたわけじゃないしな。

45歳を目前にして、目に見えない『家族とのしがらみ』と『両親への責任』から解放されていく気がして、ちょっとウキウキ。
経済状態が瀕死だけどね、わっはっは。

と、言うわけで。
本日も怒涛の『求人検索タイム』に突入する次第でございます。

では、アデュー。

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