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人間ドックで気力充填

4年ぶりに人間ドックを受けてきました。2002年に熊本市長に就任してからは、当時はまだ30歳代で少し早いかと思いつつも、代わりのいない立場でしたので、健康管理も仕事のうちと年に一度の人間ドックは恒例行事になりました。毎年の検査結果では再検査はもちろん、指摘を受けることもほとんどなく、しばらく中断しようかと考えた時期もありましたが、事務所の人に促されるまま続けることに。中断しようかと考えた理由の一つは胃カメラでした。何回やっても、慣れることはありません。

それが4年前、日程調整がうまくいかずにやむを得ず見送って以降、ずるずると4年間も空いてしいました。久しぶりに、尿、便、血液、レントゲン、心電図、エコー、問題の胃カメラ等々、ひと通りの検査を終え、結果が出るまで時間がかかるものを除き、医師から説明を受けましたが、今回も特に異常なし。最近は、体調面で少し気になることもあっただけに、ひとまず安堵しました。

私は、タバコは吸ったことがないものの、アルコールは何でもOKで、ときどき調子に乗って飲み過ぎてしまうことがあります。30代、40代、50代、身体はもちろん変化?老化?退化?しているのでしょうが、『アンチエイジング』よろしく色々と試していることで、少しは効果が表れているのかもしれません。最近は健康のありがたみを感じるようになっただけに、不安なく過ごせることに感謝したい気持ちになりました。

病院の待合室でテレビを観ていると、米国下院議長の台湾訪問に中国が激怒し、台湾周辺でミサイルを含む軍事演習を実施するなど一触即発の事態であることが報じられていました。それ以外にも、コロナ、東北地方の豪雨災害、関東以西の猛暑、米国や中国の景気後退懸念等々、不安を抱かせるようなニュースのオンパレード。どうしても悲観的になりがちな報道ばかりですが、私自身は自らの健康状態を確認できたことで、不安に負けない強い気持ちで果敢にチャレンジしていこう、そんな気力を得ることになりました。

健康に関してこんなことわざがあります。「よいうちから養生」、「薬より養生」と同じような意味で、病気になる前の健康な時に体をいたわることが何より大切であるということ。治療より予防が大切ということです。あらためて肝に銘じたいと思いました。

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