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子どもが寝ている間の重要ミッションは爪切りである

息子の爪切りが、難しい。

ちょっと油断すると、伸びてとんがった部分が出て来てしまう。

そして、息子の透きとおるように美しく、つやつやの、永遠に撫でていられそうな玉の肌に引っ掻き傷ができてしまうのだ。

ああ、なんて、なんて痛ましい。

なんであんなに力強くガリガリしてしまうのかしら……。

しかも、ずり這いを始めてから、伸びる速さが2倍くらいになった気がする。

代謝良すぎ+刺激増加のなせる技だろうか。

先日も、保育園に迎えに行ったら引っ掻き傷ができていて、「傷を作ってしまって申し訳ありません」と言われてしまった。先生が謝る必要はない。どう考えても私の爪切りスキルが低いのが悪い。

気をつけているつもりでも、難しい。

息子が傷だらけになるのもつらいのだが、先日は夫が愛情たっぷりにガリリと爪を立てられ、頰に傷を負った。

まるで女からコークスクリュービンタでもくらったかのようだ。
犯人は、私じゃあないぞ。

というわけで、寝ている息子のそばに爪切りばさみ片手にそろりそろりと歩み寄る。

赤ちゃんの爪は小さいので、大人とは違ってハサミタイプなのだ。

▲文庫本と比べるとこんなサイズ

▲息子の爪はこんな大きさ

ときにはタイミングを誤って一本しか爪を切れてないのに起きられてしまうこともある。

ううう〜ん、と起きかけた時に気配を消す能力はかなり向上した。
隠密スキル、のびてます。

今日は、3回ほど起きそうになってビビりながらも、なんとか全部の指の爪を切ることができた。

とりあえず、一安心。
たぶん大丈夫だと思うけれど、とんがってる所があるかもしれないので、起きたらまたちょいちょいチェックしよう。

思えば人はいつから自分で爪を切れるようになるのだろう。

しばらくは、息子の美肌を守るため、爪が割れるのを防ぐため、夫や私や保育士さんを守るため、このミッションに立ち向かいたいと思う。

(だから息子が寝ているからといって親も眠れるわけではないのだー!)

#育児 #爪切り #0歳 #子育て #赤ちゃん #エッセイ

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