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法律論、司法試験予備試験など

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司法試験予備試験や法律に関する記事のまとめです。
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#資格取得

令和6年予備試験論文式試験刑事訴訟法再現答案

第1、設問1 1、甲が事件①の犯人であることを、事件②の犯人が甲である事を推認させる間接…

すずきかんた
1か月前
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令和6年予備試験論文式試験行政法再現答案

第1、設問1 1、Xは本件訴訟1における自身の原告適格(行政事件訴訟法(以下「行訴法」)9条1…

すずきかんた
1か月前
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令和6年予備試験論文式試験憲法再現答案

第1、設問(1) 1、祭事挙行費を町内会の予算から支出することは認められるか。 (1)A町内会…

すずきかんた
1か月前
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令和6年予備試験論文式試験民事訴訟法再現答案

第1、設問1 1、裁判所は本件相殺の抗弁を却下すべきか。 (1)たしかに本件相殺の抗弁は結審…

すずきかんた
1か月前
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令和6年予備試験論文式試験商法再現答案

第1、設問1(1) 1、甲社による本件株式の買取は有効か。 (1)たしかに本件株式の買取は会社…

すずきかんた
1か月前
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令和6年予備試験論文式試験民法再現答案

第1、設問1(1) 1、CのDに対する所有権(民法(以下略)206条)に基づく乙土地の明渡請求は認め…

すずきかんた
1か月前
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刑法における「業務」の定義まとめ

刑法(以下法令名略)に出てくる「業務」。 しかも3つの異なる意味で使われてるから、ややこしい。 具体的には、業務上過失致死傷罪(211条前段)、業務妨害罪(233、234条)、業務上横領罪(253条)。 今回はそんな「業務」の定義について、まとめたいい。 まず、それぞれの定義を書き出してみる。 業務上過失致死傷罪の「業務」とは、本来人が社会生活上の地位に基づき反復継続して行う行為であって、かつ他人の生命身体等に危害を加えるおそれのあるもの、をいう。 次に、業務妨害

【予備試験短答対策メモ】会社法役員任期まとめ

役員の任期を以下に簡単にまとめました。 ・取締役⇒2年  委員会型会社取締役⇒1年  監査等…

すずきかんた
4か月前
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【司法試験予備試験短答対策メモ】民法婚姻規定等の内縁への準用(主に判例)

民法の婚姻に関する規定等は、内縁関係にも準用されるか。 全体の傾向は、生活実態に即した規…

すずきかんた
4か月前
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弁護士になるために法学部に入学?

私は弁護士になるために、中央大学法学部に入学した。 だが、その選択が正しかったのか、正直…

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すずきかんた
6か月前
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令和5年予備試験論文式試験商法答案

第1、設問1 1、乙社としては、本件決議の取消訴訟において会社法(以下略)831条1項1号の事由…

すずきかんた
8か月前

令和4年予備試験論文式試験刑事実務基礎科目答案

設問1(1) 1、証拠①のVの供述及び証拠②のロープ、証拠③の診断書からして、本件被告事件が…

すずきかんた
9か月前

予備短答、伊藤塾の自己採点のやつ。

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令和元年(平成31年)司法試験労働法第1問答案

第1、設問1 1、Xとしては、Y社の従業員であるという地位確認請求という形で本件解雇の違法性と無効であることについて主張すると考えられる。 2、では、本件解雇は適法なもので有効か。なお、Y社は就業規則で従業員解雇につき定めており、Xを解雇し得る立場にはある。 (1)「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は…無効」である(労働契約法(以下「労契法」)16条)。  そこで、本件解雇が「客観的に合理的な理由」によるものか、「社会通念上相当」なも