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kintoneアソシエイト合格までの体験記

こんにちは、neutrino_19です!
少し間が空きましたが、kintone アソシエイトを受験して合格したので、こちらの体験記も書いていきたいと思います。
個人的にAWS CLFAZ-900よりも難しかったです。
今回も合格祝いと自省をかねて勉強法をまとめてみましたので、参考にご覧いただければ幸いです。

1. なぜ受験を決めたのか?

AWS CLFAZ-900を取得した後、次は何について勉強しようかと悩んだのですが、国産のソフトウェアに触ってみたいと思い、kintoneを選びました。
kintoneは過去に業務改善の関係で調べたこともあり、かつ四国発祥の企業ということで親近感があったのもあります。勉強するのなら、漠然とkintoneを触るよりも、入り口となる資格であるkintone アソシエイトを取ることを目標にしようと受験を決めました。

2. 勉強時間と試験スコア

  • kintone知識   :ほとんど触ったことなし

  • 他のIT資格  :基本情報技術者、AWS CLFAZ-900

  • 勉強時間  :28時間(約2週間)

  • 合格スコア :74%(合格基準は70%)


3.受験する資格について調べる

まずは情報収集から行います。
公式サイトや他の方の受験記から、アソシエイトってどんな資格?という基本的なところから、難易度の度合いやどう勉強すればいいか、おおよその時間などを割り出します。
自分は公式サイトのサンプル問題を試し解いてみたところ、まったくわからなかったため、今までの資格試験よりも多めの勉強時間を取ることにしました。期間は2週間とし、土日に多めに勉強時間を取ることで28時間の勉強時間を確保しました。
kintone アソシエイトは受験料が一般価格 16,500円(税込)とややお高めなので、不安な方は多めに勉強時間を取るようにした方が良いと思います。
自信がある方も、まずは公式のサンプル問題・練習問題を解いてから勉強時間を見積もった方が良いです。


4. 試験日を決める

勉強時間をおおよそ割り出せたら、すぐに試験の予約を取ります。
試験の受け方は下記の2点のどちらかから選ぶ形式になります。
 ①オンライン試験
 ②テストセンターで試験を受ける
自分は田舎住まいのため、①オンライン試験を選択しました。
申し込み方法がわかりにくいかもしれませんので、自分が参考にさせて頂いた体験記のリンクを貼っておきます。
①オンライン試験で受験される方は、事前に試験が受けられる環境かどうかを確認して申し込みましょう。


5. 勉強方法について

5.1 kintoneの試用環境を用意する 0.5h

kintone アソシエイトの試験は、Udemyに練習問題がありません。
そのため、練習問題を解きまくって問題パターンを暗記するということができません。一番の近道は、テキストを読んでkintoneを触って動かしてみることだと思います。
kintoneは30日間無料お試しで使用できるので、kintoneを使える環境をまず用意しましょう。(試験対策テキストにも手法が載っています)


5.2 テキストを見ながらkintoneに触る 3.5h

kintoneの試用環境が用意できたら、試験対策テキストを読みながらkintoneを触っていきます。
ただ、自分はkintoneに不慣れなせいか、テキストを読んでもなかなか頭に入ってこない時があり、試験対策動画を見ながらの勉強に切り替えました。

5.3 動画を見ながらkintoneを触る:10h

テキストだと集中力が切れがちになるので、途中で公式の試験対策動画を視聴しながらkintoneを触る方法に切り替えました。
試験対策動画は49本あり、すべて通してみると13時間ほどかかります。
ゆっくりめの動画なので、自分は2倍速で流して、気になる点を止めてみたり、見直したりしました。
動画の方がフィールドを作成する時の細かい動きなどを見られるので、分かりにくい箇所があれば、その部分だけ動画を見てみるのも良いと思います。

5.4 テキストの問題を解く 4h

動画やテキストで一通り内容が頭に入ったので、テキストの章末問題を解いていきます。
章末問題を解いて、分からない・間違った部分のテキストを読みなおし、kintoneで動きを確認していきました。
このテキストは解答のページが冊子の最終ページ近くにあるので、ページ間の往復が忙しない感じになります。
自分は効率よく進めるために、章末問題と解答頁の両方をテキストから切り離しました。

5.5 公式の練習問題1~3を解く 6h

テキストの問題を解いて自信をつけたところで、公式のラーニングコンテンツにある練習問題(45問×3)を解いていきます。
テキストの章末問題も同じ傾向にありますが、問題文の「正しいものをすべて選べ」「間違ったものをすべて選べ」に苦しめられました。
問題文をしっかり読まないと逆の答えを返してしまいがちです。
かつ、この「すべて選べ」は全部合っていないと得点になりません。
また、kintoneの画面ならすぐ分かることも、文書で書かれるとなかなか思い浮かばないことが多かったです。
問題文とkintone上の画面操作を頭の中で一致させるのに苦労しました。

6.4 分からない部分の確認・追い込み:4h

問題文をそれぞれ2回ほど解いた後、自分のわかっていない問題を集中的に解きなおしたり、ノートにまとめたりしました。
自分はスペースの部分がちょっと苦手だったので、そこを重点的に復習したりしました。

6. 試験当日

前日に部屋を片付け、私物などは布で覆い、無事当日を迎えました。
試験直前になって急に不安になり、ぎりぎりまでノートの見直しをしたりしていました。

結果、74%でギリギリ合格でした!
危なかった……。
見直しをしていなかったら落ちていたかもしれません。

7. 試験を終えて

このnoteの最初の方に「AWS CLFAZ-900よりも難しかった」と書きましたが、問題文を落ち着いて読めば、誤回答は減ると思います。
自分の反省点としては、やはり点数でしょうか。苦手なスペース・ゲストスペースの問題で点数を落としてしまった気がします。

さて、kintoneを実際触った感想ですが、かなり汎用性が高そうだと感じました。
notionやUnitBaseなどを使ったことがあり、それぞれの良さがあるのですが、kintoneの方が対応できる場面が多そうです。
試しにアプリを作ってみたのですが、あれもこれもとフィールドを追加しすぎて煩雑にしてしまったので、シンプルに作ってみるのがいいのかもしれません。
試験には受かりましたが、活用していくにはまだまだ触り足りないので、もっと動かしてソフトウェア独自の魅力を発見していきたいと思います。

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