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AWS プラクティショナー合格までの体験記

こんにちは、neutrino_19です。
つい先日AWS Certified Cloud Practitioner(通称プラクティショナー)の試験を受け、無事合格しました!
合格祝いとnoteの使い方練習を合わせて、勉強法などをまとめてみました。
これから受験を検討されている方の参考になれば幸いです。

1. なぜ受験を決めたのか?

異業種からIT業界への転職を目指しており、業界のトレンドを押さえておきたかったというのが一番の理由です。
まずは市場の大きいAWSの知識を身に着けることで、他のクラウドにも触りやすくなるかなという期待もありました。


2. 勉強時間と試験スコア

  • AWS知識 :ほぼゼロ(IT資格は基本情報技術者くらい)

  • 勉強時間 :20時間(約2週間)

  • 合格スコア:775


3.まずは情報収集

まずやったことは情報収集です。
この記事のようなAWS初心者の方の受験記や体験記などを読み、凡その勉強時間や勉強方法を決めてnotionというアプリにまとめました。

「AWSプラクティショナーは1週間で取れる!」などの記事をよく見かけましたが、自分は2週間の期間(勉強時間では20時間)が必要でした。
「自分が週にとれる勉強時間は何時間か」を意識して計画を組んだ方が良いと思います。実体験として、予想より勉強時間は少なくなるものなので、余裕を持たせた方が良いです。


4.試験日を決める

次にやったことは、試験日の確保です。AWSの資格試験を受ける方法は下記の2種ありますが、どちらも自分の都合のいい日に受けれるとは限りません。
 ①オンライン試験
 ②テストセンターで試験を受ける
自分は①オンライン試験で受験しましたが、オンラインでも空いている日は限られていて、かなり焦りました。試験日はあとで変更も可能なので、まずは試験日を確保しておいた方がいいです。
試験日が決まると「やるしかねえ!」という気持ちになり気合も入ります。


5.勉強方法について

5.1 本を読んで雰囲気をつかむ:2h

AWSのことを何も知らないような状態だったので、まずはこのテキストを読んで、「クラウドとは」「AWSとは」というふわーっとした知識を身に着けることにしました。
自分は一周してすぐにUdemyの問題集に入りましたが、2,3周して「出てくるAWSサービスの名前」と「何をするサービスなのか」をある程度把握できると問題集を解くのもぐっと楽になると思います。
個人的に買ってよかったと思うテキストです。

5.2 Udemyの問題集を解く:10h

テキストを読んで知識を身に着けたら早速実践で叩き込む!
ということでUdemyの問題集に移りました。
模擬試験1回で大体2時間コースくらいです。
(解くのに30分+見直し・復習に1時間30分程度)
この問題集には【基礎・本番・応用】と3つのレベルがありますが、
プラクティショナーの資格を取るだけであれば、基礎レベルの問題をじっくりやる方がいいと思います。
本番レベルの問題は、基礎レベルの正答率が100%になった後にやるのをお勧めします。基礎ができていないのに本番レベルにいくと、聞いたことのないサービスについて出題され、混乱して時間を無駄に使ってしまいます(実体験)。
自分は最後の応用レベルの問題は解かずに本試験に挑みましたが、それでも合格出来ました。
とにかく基礎を押さえることを優先しましょう。

5.3 公式の問題を解く:2h

Udemyの問題集をある程度解いた後に、公式の問題集に着手しました。
「サンプル問題」「公式練習問題」の2つがあります。
どちらも問題数は少なく、解くのに時間はかかりません。その代わりに、正答率が100%になるまで何回か繰り返しました。
(数日後に解くと内容を忘れていたりしたので、その度に復習しました)
個人的にUdemyの問題集よりも先にやっておくべきだったなと思います。

5.4 試験対策ペーパーを作る+暗記の追い込み:4h

試験の2~3日前は、公式の試験ガイドを見ながら、試験対策ペーパーを作りました。
これは当日の試験直前に見直せるよう、自分の苦手だったり、わかりにくいと思っている箇所を自分なりの言葉でまとめたものです。
試験対策ペーパーを作っていると、覚えきれていない部分が嫌というほどわかり、必然的に見直しになるのでお勧めです。

試験対策ペーパーを作った後は、覚えきれていない部分の暗記に時間を費やしました。自分は手書きの方が記憶に残るようなので、とにかく紙に書いてインプットするようにしました。

6. 試験当日

緊張しながら迎えた試験当日ですが、無事大きなトラブルもなく試験を終了させることが出来ました。ネットワークやPCの不調などによる中断も覚悟していたのですが、何事もなくて本当に良かったです。

試験開始の1時間前には部屋と必要品の準備をして、チェックインまで試験対策ペーパーを見ていた気がします。
試験は見直しを含めて50分程度かかったと思います。
結果はすぐ出ますが、試験の規約により声を出すことは基本的にNGなので、「合格」の文字を前に中途半端なコロンビアポーズをすることしか出来ませんでした。あの喜びの衝動を、ほかの皆さんはどう処理されているのでしょうか。謎です。

7. 試験を終えて

受験してみて思ったのは、もう少し点数を取りたかったなということです。
800点を超えていたかったという欲があったので、残念です。
ただ、勉強方法にいくつか改善すべき点があったので、こちらを次へと生かしていきたいです。

次、—―そうAzureでね!
ということで、AWSの基本知識が頭に入っている今、別のクラウドも知っておきたいということで、AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsの受験を予定しています。
合格しましたら、また体験記を書きたいと思いますので、その時もまた見て頂けますと幸いです。


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