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シアター・オリンピックス④
だいぶ時間がたってしまいましたが、備忘録の最後です。
世界の果てからこんにちは、および鈴木忠志について。
鈴木忠志は、演劇や俳優の役割について、自著の中で以下のように語っている。
「舞台上の会話は、日常会話の再現でも模倣でもない。演劇という歴史性をもった表現形式を踏まえて、会話という形式の中で、人間がかかえている諸問題を顕在化させたり、その成り行きを解明したりするものである。」
「書き言葉を
シアター・オリンピックス③
備忘の続き。今日はNoismのStill/Speed/SilenceとSCOTのディオニュソスについて。
まずはSCOTのディオニュソスから。
初見ではないので、まぁいつも通りなのですが、本当に完成度が高い。一つも隙が無く、緊張しっぱなしのまま舞台は始まり、終わる。普段と違うところは、野外劇場での上演だったところだ。
大変にこの芝居と利賀村の借景はマッチしていた。利賀の山と、ディオニュソスの舞台
シアター・オリンピックス②
備忘として、シアターオリンピックスでの観劇の感想を記しておく。筆者は芝居の専門家ではないので、素人の感想であると同時に、日本語以外の言語を理解しないため、海外の芝居のセリフについては字幕に頼っての理解であることをお断りしておく。
今回のシアターオリンピックスで観た舞台は以下の三つである。
①すべては夜のなか/パコ・デ・ラ・ザランダ(スペイン)
②マクベス/アレサンドロ・セラ(サルデーニャ/イタリ
糸張り巡らしおばさん
六本木の森美術館に塩田千春展を見に行ってきた。控え目に言っても、見ておくべき良い展覧会だったのではないでしょうか。
いわゆる現代アートと呼ばれるジャンル(の定義はさておき)の中では、メッセージが非常にストレートで分かりやすく、直観的に入ってくるタイプの作品が多いように思う。敬意を表して、糸張り巡らしおばさんと呼びましょう。
実はこの展覧会、行くのをためらっていた。SNSに非常にたくさんの投稿が
シアター・オリンピックス①
富山県の山奥、人口わずか400人の限界集落、利賀村。毎年夏になると、世界中からたくさんの人たちが演劇を見に訪れる。
ここ利賀村で、今年2019年の8月から9月にかけて、第9回シアターオリンピックスという演劇の祭典が開かれた。人口530万人の巨大都市、サンクトペテルブルクとの共同開催である。
9月21日から9月23日にかけて、6演目を観劇してきた。個々の感想は後の記事に譲るとして、この利賀村およ
コンサルタントの自意識について
前の記事で、医者とか弁護士みたいに高難度の資格を要するものや、不動産や証券売買のような、実際に巨額のお金が動く仕事は直接的に自意識を強固にもちやすいのではないか、ということを考えておりまして。
前回広告代理店勤務、メディア業界の人を考慮にいれませんでしたが、これは企業ブランド力が非常に高い、ということで自意識を持ちやすいと思われますね。ちなみにこのそれぞれの自意識の持ち方によって、成長の方向性や
仕事における自意識と成長の関連
色々な仕事があるが、成長のドライバ、動機の源泉となるものは自意識ではないだろうか。と思っている。
本稿では、ビジネス上の成功=収入が高いことと定義して、この成功に近づくことを成長ということにする。(主観的には納得しがたい部分もあるが)
一般のイメージにおいて収入が高い職業とはなんだろうか。
・医者
・弁護士
・税理士
・会計士
・証券マン
・不動産会社
・コンサルタント
このあたりだろうか。
納期のセルフコントロールについて
TheGOAL等の著作で有名なエリヤフ・ゴールドラットの提唱した理論で、制約理論というものがあります。まあいろいろ言っているんですが、その理論の中に、人はギリギリまで動かない(ものすごくざっくりいうと)。ってのがあるんですね。だから「プロジェクト管理する際にはスケジュール内でバッファを確保してから納期設定しましょうね」って話なんですが、今したいのはその話ではなくて、ギリギリまで動けない自分、を少し
もっとみるリーダーシップのシップって何?
リーダーシップとフォロワーシップ、特にフォロワーシップについて考えたいのですが。
今世の中で認知されているフォロワーシップって言葉は解釈がかなり幅広そうなので、フォロワーシップを横文字で再定義しようと思いまして。
そうなるとシップってなんだ?となってしまったので、いくつかのシップを集めて、帰納的にシップをまず求めてからフォロワーシップを考えることにしたわけです。
・Leader+ship 指