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北野武 監督ばんざい

北野武「監督・ばんざい!」
ビートタケシから北野武へ

映画バラエティ

ベネチア国際映画祭で2007年より新設された「GLORY TO THE FILMMAKER!」 日本語にすると監督!ばんざい賞🏆ということになる。第1回受賞監督に選ばれた。

詰め合わせバラエティ
監督北野武

STORY
キタノ(ビートたけし)は悩んでいた。最も得意なギャング映画を「二度と撮らない」と言してしまったからだ。とはいえ。 とにかくヒット作を世に送り出そうと、様々なタイプの映画に挑戦するが、どれもハプニングで中折してしまう。おいつめられた 監督は、「これだ!」とばかりにひらめいた1本の映画にとりかかることにしたが、その時、地球に人類史上かつてない大異変が 起きようとしていた! たして人類は・・・そして映画はどうなってしまうのか
 自身が得意とする暴力映画の制作を封印したキタノ・タケシ監督(ビートたけし)は、ヒット作を生み出すべく、小津風人情劇『定年』や『追憶の扉』などの恋愛映画など、昭和30年代風映画『コールタールの力道山』またホラー映画『能楽堂』など、忍者アクション映画『蒼い鴉 忍 PART2』など様々なジャンルの映画に挑戦するも、どれも上手くいかない。タケシは最終的に、詐欺師の親子・高円寺久美子(岸本加世子)と喜美子(鈴木杏)を主人公としたSF作品『約束の日』を製作し始める。本作で13作目となるこの監督作品は、たけしの映画に対する思い入れを込めたコメディ映画となっている。主演はビートたけし。松本人志の初監督作品である『大日本人』と同日公開となったことでも話題を集めた。北野武監督が脚本・編集・主演も兼ねて映画への想いを凝縮した異色コメディ映画である。ひとりの映画監督がお得意のヤクザ映画を封印、様々なジャンルの作品に挑むものも、ことごとく頓挫を繰り返していくさまを、巨匠へのオマージュや自虐的ギャグなどを織り交ぜ奇想天外に描く。ヤクザ映画を得意とする映画監督キタノ・タケシ。
北野武監督映画作品は1989年の「その男、凶暴につき」を始めとし、2023年11月の「首」まで、2024年4月までに19作品が制作されています。
「首」
(2023年)
「アウトレイジ 最終章」
(2017年)
「龍三と七人の子分たち」
(2015年)
「アウトレイジ ビヨンド」
(2012年)
「アウトレイジ」
(2010年)
「アキレスと亀」
(2008年)
「監督・ばんざい!」
( 2007年)
監督・ばんざい!から7本「首」まで北野ムービーは、どうなっていったのか。作品を見ていただきたい。北野武のこの一本が好きという作品を見つけるのは、結構しんどいが、監督のリアルを追求する姿勢は、物凄いものがあるようだ。映画監督としての、北野武は、何処に向かっているのだろうか、本人も知る由もない不思議な魅力に満ちている。彼にとって殻を破ることは映画を作ることなのかもしれない。

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