日経平均、今年最大の下落 主要銘柄騰落率まとめ
今日の東京市場は、日経平均株価の終値が3万7068円と前日から1011円下落し、その下落率は2.66%に達しました。途中、前場終値は1200円超安、下落率にして3.3%の大幅下落で、その底値からは多少戻したものの終値で2.66%の下落は記録的な下げと言えるでしょう。前日には米市場でTSMCや製造装置銘柄をはじめとした半導体株が軟調となり、東京市場はその流れを受けながら開始。更に、日本時間の昼間にはイスラエルがイランへ反撃したとのニュースが舞い込み、後場中もリスクオフが続きました。
日本株は短期間で大きな下落となっていますが、ここで一旦主要銘柄の昨年末来の騰落状況をまとめておきます。週末に振り返るデータとしてご活用いただけましたら幸いです。
以下でご覧頂く表には、①と②の騰落率が書かれています。それぞれの意味は下図の通りです。
②は0%以下になりますので、0%と記載されている銘柄は4月19日が昨年末以来の最高値、つまり今年最高値を更新した銘柄です(2銘柄のみ)。
表に記載した銘柄は時価総額を基準にしつつ、市場の関心が高いと思われる銘柄を200社ピックアップしました。その他、参考としてTOPIXと日経平均、ドル円の騰落率も表に含めているので、指数に対する各銘柄のパフォーマンスなどをご確認いただけます。表は①の昨年末からの騰落率で降順ソートしています。それでは1位〜25位をご覧にいれましょう。
表の見方を説明するためにいくかピックアップします。まず、昨年末からの騰落率1位は三菱重工です。今年最高値からの下落率は6.2%とさほど大きくはないので高値圏で推移していることが分かります。2位はソシオネクスト。4月から日経平均構成銘柄となりました。②の下落率が18.4%と最高値からはかなり下落している様子ですが、①の騰落率は64.6%なので、一時はかなり上昇していたことが分かります。ソシオネクストと同様の動きを見せている銘柄として、表ではSCREENやKOKUSAI ELEC、東京エレクトロンなど半導体株が挙げられます。また、半導体とは関係がありませんが、サンリオも今年最高値からある程度下落しつつも昨年末以来では34%上昇していますね。
その他の主要銘柄はどうなっているのか?日経平均やTOPIXの騰落率はどの辺りに位置するのか?26位以下のデータはこちらです👇
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