生活相談と就労相談

年に4回やっている家族ミーティング。
先週の土曜日は、「生活面のこと、将来のこと」をテーマにやりました。

▼詳しくは、Facebookにて
https://www.facebook.com/509327079153234/posts/2054636014622325?sfns=cl

障がい者雇用で就職する人は「自立している人」「軽度の人」って福祉職の人から思われがちです。

まぁ、そうなのかもしれませんが、就労と生活は両輪だと僕は思っていて、就労に対する支援を受けている人が生活面への支援を全く必要としないとはならないように感じています。

相談支援事業所は、地域にたくさんあります。
でもほとんどは、生活面の支援がそれなりに手厚く必要な人、障害の重い人などが優先されています。

以前、淀川区で就労支援部会と相談支援部会で意見交換をした際、相談支援の人の話を聞いていて思ったのは、「相談支援の多くは『生活相談』」と感じました。
その時にも発言したのですが、相談支援事業所って「”生活”相談支援事業所」と「”就労”相談支援事業所」に機能を分けたらどうかと思っています。

相談支援事業所の人は、相談技術においてとても優秀です。
でも、就労支援や障がい者雇用についての知識はほとんどありません。

障がいのあるご本人からすると、就労のこと(企業で働くということ)を知ってくれている人が生活面の相談にのってくれたり、生活面において使える仕組みや制度を教えてくれ、一緒に考えて生活がしやすくなるよう仕組みや制度を組み立ててくれて…

そんな相談支援事業所があったら理想です。

障害者自立支援法から始まったセルフプラン。
「とりあえず福祉サービスを使いたい」という人には手続きがスムーズですが、就労も生活もトータルでサポートする、ご本人に関係する支援機関が同じベクトルで支援する、ってことを大切にするなら、相談支援事業所のような中心的な存在はとても重要だと思います。

就労相談を得意とする相談支援事業所が増えること。
まずは、相談支援事業所の人に対して就労支援のことをもっと伝えていかないといけないですね。

#就労相談 #生活相談 #相談支援 #将来のこと

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