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クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金 情報解禁!

V2H機器の導入を本格的に検討されている方、お待ちかねの補助金情報が解禁となりました。
昨年度の補助金情報を知っている方も必見です!
今年度の補助金は予算も支給額も昨年とは違います。(記事内昨年度との相違点を「(昨年度)今年度」と表記します)
残念ながら減額されていますが、より多くの人が支給を受けられるようになりました。
今回も先着順(早い者勝ち)なので、すぐに申請ができるよう備えましょう!
本記事では、”令和5年度補正予算/令和6年度当初予算「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」”の概要や支給対象、支給金額等V2H機器導入に関して知り得な情報を発信しちゃいます!
(超有料級の情報です!!)


概要

令和4年度補正予算/令和5年度当初予算

昨年度の予算は受付開始から、わずか2か月ほどで予算を超過する申請が入り早期申請受付終了しました。
そのため設置意思があるにもかかわらず、申請し給付を受けられなかった方が多数いると予想されます。(昨年度の申請の9割以上が個人宅からの申請だった。災害時、特に電力の確保が必要な公共施設・防災施設・医療機関等の申請は1割にも満たなかった。)

令和5年度補正予算/令和6年度当初予算

今年度の予算については昨年度の予算より(50億円)60億円に増額しました。
①個人宅/その他施設②公共施設と災害拠点の二つの区分に分け、それぞれに予算の配分が行われます。また今回の補助金の募集は2期に分けられています。
更に、区分ごとに補助金や補助上限に差を設けることや電気自動車(以下「EV」と表記)の保有を条件とするなど、広く補助金予算が給付できるよう施策がとられます。
(筆者:少額でも支給が受けられる人が増えるのはデカい!!
国は、多くの人にV2Hを導入させたいと考えている(?)今後も「一件の申請に対する補助金額」は安くなっていくのでは…。と想像しています。)

補助率/補助上限額

①個人宅/その他施設②公共施設と災害拠点の区分ごとに補助率/上限額が異なります。
個人宅/その他施設向けには、広く給付が行き渡るように予算の4分の3を少額給付。
公共施設/災害拠点向けには、機器導入のハードルを下げるため予算の4分の1を高額給付。
上記のように区分ごとに目的が違うためです。

①個人宅とその他施設

●補助率
機器費用:(2分の1)3分の1、工事費用:1分の1(全額)
●補助上限額
機器費用:(75万円)30万円、工事費用:(40万円)13.7万円(離島は15万円)
※工事費用の上限額について、経済産業省が出稿した概要に掲載の15万円から(離島への設備運搬費3万円が含まれていたため)13.7万円に変更。(離島については15万円のまま)

②公共施設と災害拠点

●補助率
機器費用:2分の1(半額)、工事費用:1分の1(全額)
●補助上限額
機器費用:75万円、工事費用:95万円

予算の配分

①個人宅/その他施設には45億円(4分の3)
②公共施設/災害拠点には15億円(4分の1)
60億円の予算は上記のように配分されます。

第1期

①個人宅/その他施設=30億円
②公共施設/災害拠点=10億円

第2期

①個人宅/その他施設=15億円
②公共施設/災害拠点=5億円

受付期間

第1期は6月中旬から7月中旬まで
第2期は8月下旬から9月末まで
※申請日順に審査。抽選ではありません。
 予算額が超過した時点で受付終了。
 上記はあくまで想定スケジュールです。

申請の流れ

前章までは、補助金がどれくらい支給されるのかを説明しました。
この章では、どういった流れで申請をすれば、補助金を受けられるのか。注意点やスケジュール感について説明していきます。

補助金申請から補助金交付までの流れ

以下の画像をご覧ください。
(スクリーンショット推奨📸)

補助金申請の必要書類

①免許証 又は マイナンバーカード(有効期限が直近3カ月以上あるもの)
 ※保険証は受付対象外
②車検証(未納車の場合は発注書)
 ※自動車検査証記録事項
③建物、土地所有者の氏名(漢字表記)
 ※ご契約単独所有の場合は不要
④設置前要部写真(後述)
⑤導入機器の見積書
⑥通帳の写し

④設置前要部写真アップロードについて

以下3枚の写真(位置情報や日付等データの付き)のアップロードが必要です。+いくつかの撮影条件もあります。

1.施設/建物の外観
駐車スペースの位置が確認できる写真

2.充放電スペースの全景
設置予定位置が確認できる写真(付帯設備や周辺現状も含む)

3.V2H本体の設置場所
「2.充放電スペースの全景」よりも近距離でV2H本体の設置位置の周辺現状を確認できる写真

・撮影日時/撮影位置を記録できるフォーマットで撮影ください。
(設定方法は各自検索してください。)
・令和6年1月31日以降の撮影であること
・インターネット上の写真ではないことや写真を加工しないこと(SNS等へのアップはお控えください。)
・実績報告時に同じアングルから撮影すること。(報告時に同じアングルで撮れる位置から撮影してください。)

上記の内容に不備がある場合、補助金事務局とのやり取りが複数回発生し審査に時間がかかる場合があります。
また、一定期間不備の状況から解消されない場合は受付を取り消されやり直す必要があります。

補助金対応車種

以下の表をご覧ください。

出力5kWを超える機種はほとんど上限額いっぱいの支給になっていますね。
おすすめの機種や機種の選び方にお困りの方は以下のコラムを参考にしてみてください。

そもそも導入にいくらくらいかかるのか気になっている方は、以下のコラムを参考にしてみてください!

編集後記

今回”令和5年度補正予算/令和6年度当初予算「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」”について説明しました。
昨年度は2か月で受付終了した大人気補助金の情報解禁で多くの記事がもう既に出回っていますね。
今年度の予算は使い方がとても工夫されていて、多くの方に支給されるようになっています。
とは言え、その分V2H(をはじめとする再生可能エネルギー機器全般)やEVの普及も進んでいるため、補助金申請する方もかなり増えていると予想されます。
申請に必要な書類のご準備はお早めに!

弊社では、お客様に最適な機種選びから補助金申請の代行まで対応させていただいております!
「いくらくらいで導入できるのか」等、この記事から検討される方、少しでも気になっている方、些細な疑問でもお答えいたします!
(第2期ならこれからの検討でもまだまだ間に合います◎)
是非ご連絡・お問い合わせください✉

引用記事

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/automobile/cev/r5hosei_infrastructure.html


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