なぜ歴史上の聖人聖女は名を残せたのか？

こんにちはこんばんわエスです。

先刻、木村花さんが亡くなったという事で、私がたびたび疑問に感じたこれを記事にしようと決意しました。

聖人の定義

聖人（呉音:しょうにん、漢音:せいじん）とは、一般的に、徳が高く、人格高潔で、生き方において他の人物の模範となるような人物のことをさす。主に特定の宗教・宗派の中での教祖や高弟、崇拝・崇敬対象となる過去の人物をさすことが多い。 
（wikipediaから引用）

儒教の孔子（画像の人物）や、ジャンヌダルクがなぜ歴史に名を残せたのかは、今こそ考えるべき課題ではないかと私は考えている。

孔子は弟子により論語にその一部に人のあるべき姿が書かれており、ジャンヌダルクは元々小さな村の娘であったが、17歳で故郷を発ち、19歳で火刑に処されるまでフランスを崩壊寸前から救うなど、数々の功績を残した。

現代で今のところ聖人聖女と呼べる日本人はいるのか？

はっきり言います。います。徳が高く、人格も高潔で、模範となる生き方をしてる人がいます。

HIKAKINさん、イチローさんです。

ヒカキンさんは学生時代、スキージャンプに人生を捧げていたスポーツ選手でした。その傍ら、ビートボックスにも興味を持っていたという経歴の持ち主です。まだYouTubeが日本に浸透していない頃からYouTubeでビートボックス動画を投稿し、後に子どもたちを喜ばせる動画をいくつも投稿している。また、日本においてYoutuberの地位向上にも尽力した人である。

その傍ら災害などが起こった時にはチャンネルで注意喚起、さらには他のYouTuberであればサムネイルにするほどの金額（100万、1億など）を躊躇なく寄付するという社会貢献としても評価の高い人物である。

一方でイチローさんは小学生時代の作文がまずは有名である。

これが今でも注目されている理由は所々ある具体的な数字である。そしてイチロー選手はこの頃から既に具体目標をもって日々練習してきた人物でした。スランプや成績不振もあったけれど、今となっては殿堂入り確実とも言われるほどの選手でした。

日常生活も一日の行動がルーティン化され、ケガもプロとしては1度もなかった。

その真面目な生活っぷりは誰にも真似はできないであろう。

現代の政治家や権力者、裕福な家庭のもとに生まれたが聖人になれない理由

簡単です。その地位や権力に溺れて弱者を軽視し、自らを守るために切り捨てようとしているからです。

現代日本で例えたらそれは「安倍政権」ではありません。「政治家全員」の問題です。

クズとMOBと暗君暴君

聖人聖女が聖人聖女足りえた理由は簡単です。恐らく全員誰かから言われたのではないかと思います。

自分に厳しく、他人に優しくしなさい

これを成し遂げたがゆえである。残念ながら、これを生涯守れる人は世界中探しても数えることができるぐらいの人しかいないだろう。私は世界中探しても、100人いれば多いと思っている。

私も、守れていない側の人間だ。守った所でそこに付け込まれるってことを何度もやられましたからやりたくないのが本音である。

匿名で揚げ足を取ったり、人の善意に付け込む人が必ずいるからこそ皆互いに不信状態に陥り、それが捻くれたものが現代の誹謗中傷だと私は考えている。

正義と誹謗中傷を区別できない人もいる、はっきり言ってクズである。

安全圏から誹謗中傷することしか取り柄？のない多くの人は努力という対価から目を背けた人もいる。これもクズである。

そして努力した人でも財産や地位、権力に溺れる愚か者もいる。

それらを回避するように努力を重ねた人の多くは、いくら徳があろうとも誰からも注目されないただのMOBに成り下がる。

多くの人は、このMOBになる。なぜなら聖人になれる本当の成功者は全員なれるものではない。もし人類全員が今の聖人と呼ばれる程の人物なら、それは聖人とはいえないのではないか？

努力を怠った人は社会的なクズに、努力しても財産や地位、権力に溺れる人は暗君暴君に成り下がります。

そしてこの後者も全員がなれるものではない。よってクズかMOBか、どちらかを強いられる人が大多数である。

ここでの条件としてクズは失うものがない以上MOBの揚げ足を取り落とすことができる。一方MOBはそれができない。よってMOBになる人の多くはクズに成り下がる。するとどうなるか？暗君暴君とクズが占める生きづらい社会の完成である。

努力は辛いものだ。それを乗り越えたら財産や地位、権力が手に入ることも保証されていない。更には手に入れた人物も財産地位権力に溺れないようにする努力をしなければならない。

仏教の一切皆苦とはよく言ったものだ。昔の故人はそれがわかっていたかのようだ。

※一切皆苦・・・人生は思い通りにならない

そして私たちは一部のマゾヒストの性癖の持ち主を除き保証のない苦行は嫌いである。だから避けようとする。故にクズに成り下がる。

クズ故に誹謗中傷ができる。なぜならクズは多く、匿名故に特定が困難だからだ。いわゆる人海戦術である。

解決策

アニメ　サイコパスのようなシビュラシステムの世界が理想だと私は考えている。

クズは潜在犯として捕らえられ、善良な人物のみ残る。素晴らしい世界だと私は思っている。

聖人聖女は生まれながらにやってのけた者ばかりである。今更基本的人権など私は馬鹿馬鹿しいと感じている。情報化社会において諸刃の剣であると考えている。

シビュラシステムの世界が達成されたら、恐らく聖人聖女とはいかずとも、それに近い人物が多く生まれると信じている。