保護猫預かりボランティア(1日目)

2021年5月26日

今日から1ヶ月限定で、こんな美猫ちゃんをお預かりすることになりました。

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美酢(ミチョ)。女の子。年齢不詳。

お預かりすることになった経緯はというと。。。


2年ほど前、とあるきっかけで、犬や猫の虐待や殺処分などの厳しい現状を目の当たりにし、保護猫活動や里親探しなど殺処分ゼロに向けて活動しているNeco Republic(ネコリパブリック)の存在を知りました。
ちょうどまちやどの開業時期と重なったことや、代表の河瀬さんが同年代という事、今や全国的に何店舗もフランチャイズ展開しているけれど、実は本店が岐阜市!という事で、勝手に親近感が沸いてしまい、岐阜市の保護猫カフェネコリパブリック岐阜 さんへ。

 猫カフェやさび食堂の利用者として足を運んで売り上げに貢献するというのはもちろんだけれど、他に何か力になれることはないかと思いつつ、郡上からなのでお店の手伝いなど頻繁に通うことは難しい…というお話をスタッフさんにしたところ、保護猫の一時的な預かりボランティアも募集していますよ!と。

うちは賃貸なので、ペットを飼うことは出来ないのだけれど、ネコリパブリック の取り組みを説明して大家さんに交渉。なんとか一時的の預かりボランティアだけは許可してていただき、ボランティア保険に加入してボランティア登録したのが2020年3月。
以降何度かお預かりのお話はあったのだけれど、子猫だったり病気がちだったり人馴れしていなかったりで、新米ボランティアには難しい子が多かったのかなかなか依頼がないまま、ボランティアという名目の、ただ猫たちと遊ぶだけっていう活動を細々と続けるほぼ幽霊ボランティア状態でしたが、このたび晴れて、1ヶ月限定のお預かりの保護猫ちゃんをお迎えすることになりました。

 今回お迎えした美猫、美酢(ミチョ)は、もともと飼い猫だったのだけど、どう言う事情かはわからないけど飼い主さんの飼育放棄のため、ミチョさん含め7匹保健所に(殺処分を承知で)持ち込まれたところ、ネコリパブリックさんが保健所から救出されたらしいです。
こんなこんな美猫を飼育放棄するなんて、一体どう言う事情があったのか…
しかも、7匹みんな避妊・去勢はしておらず、1匹は引き取った時点で妊娠していたとか。そりゃ、あっという間に増えるわな。。。


美酢ちゃんや他の6匹も、今後は猫カフェにて新しい家族になってくれる人を待つわけなのだけど、その前に避妊手術と感染症などの健康チェックのため1ヶ月ほど他の猫と接触しない環境に置かなければならないということで、一時的にうちでお預かりすることになったと言うわけです。

この1週間、元飼い主宅から保健所に連れて行かれたかと思いきやまた別の場所へ。そして避妊手術を終え、少し落ち着いたかと思ったら1時間以上車に乗せられて全く知らないところに連れて来られ、郡上へ。(←イマココ)
まだまだビクビクしていて怖がっている様子です。

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ずっとイカ耳で、警戒心むき出し。。。(汗)
郡上にきてから5時間ほどになりますが、未だにご飯は食べていません。
かわいそうに、お腹すいてるだろうなぁ。。。

猫がどこまで状況が理解できているのかはわかりませんが、飼い主さんに見捨てられて、全く知らない場所についれて来られるって、どんな気持ちなんだろうかと思うと、胸が苦しくなります。
飼い主さんは、殺処分前提で保健所に持ち込むのではなく、里親を探してあげるとか、保護猫団体に相談するとか、他の選択肢も選んで欲しかったなあと。それ以前に、こんな無責任な結論に至る前に避妊・去勢をきちんとして責任持った飼育をしてくれたら。。。とか。
いろんな思いが頭をよぎりますが、いずれにしても、美酢ちゃんを救い出せて、一時的にでも居場所とご飯と新鮮なお水を、命をつなぐことに協力できてよかったです。

美酢ちゃん、今度は素敵な家族見つけて幸せになろうね。
まずはたくさんご飯食べて、ゆっくり休んでね。

少しの間だけど、よろしくね。

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