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思春期ギフテッドにどう寄り添うレポ

9/24(日)13時〜14時15分一部(オンライン、オフライン)
14時半〜15時二部(オフラインのみ)
親睦会15時15分〜予定より一時間以上延長

ゲストスピーカーのMaiさんとお母様のおかだいくみさんの
二人の対談形式によるトークは、事前にアンケートを収集し、
そのアンケートを軸に話しをしていただいた。

アンケートの内容は、
●特性へお対応
・感情の激しさへの対応
・苦手面のフォロー方法
・特性の告知、自己理解を促す関わり方

●学校、進路関係
・不登校中の過ごし方、学習
・進路選択の考え方

●友人、家族関係
・同級生と話が合わない、友達ができない
・親への嫌悪感が強い

と大体、こんな感じに大別できますね。

とMaiさんが事前にPDFにまとめて送って
くださった。

確かにほぼこの三つに集約されていた。
それを的確に分解してまとめられるのが
Maiさんの能力なんだろうなぁと感心した。

話は、主にMaiさんとお母さまとのエピソードを
交えて語られた。

お母様のおかだいくみさんの話で
一つとても印象に残っている事があった。

学校のSCさんの相談をしていた時の
話だ。

お母さんとMaiさんと順番で同じSCさんに
お話しをしていた。

お母さんは、「このまま学校へ行けなくなったら、
どうなるんだろう?」「自分の実家の母に義実家の
親に何と思われるだろう?」

自分が主語で苦しんでいたのに、Maiさんは、
「お母さんがしんどそうなのが辛い」と
お母さんを心配していた。

そこからお母さんのスイッチが切り替わって、
「自分は、絶対にこの子の味方でいよう。
何があっても、絶対に自分だけは、この子を
守ろう」と思ったという話がとても心に響いた。

それ以外も思春期のMaiさんの的確な嫌がらせの
話や(お母さんが嫌がることがわかる聡明さ)
親子での今だから言える暴露話もどれも楽しく、
聞くことができた。

お片付けを本業としている、おかだいくみさんの
お片付けは、伝染するから、親がやると子どもも
やる、親がやらないのに「片付けなさい」と
言ってもやらないです。というのも違う意味で
響きました。(大反省)

Maiさんのご家庭の話で個人的に、いいなぁと
感じたのは、お母さんよりお父さんが先に覚悟を
決めて、Maiさんを守ろう、世間の普通より子どもの
幸せを考えようとリードしてくれた話がとても
尊いなぁと。

ギフテッドの子どもからは、親にこうして
貰えて助かった。
親は、当初は、こんな気持ちだったが、
激しいバトルもあったけれど、途中から
自分が世間体ばかり気にしていても仕方ないと
切り替わったという話は、今まさに思春期で
悩みの真っ只中にいる親には、とても響いた
のではないかと思う。

二部の質疑応答、三部の親睦会とどんどん会場の
参加者の皆さんがリラックスしていき、打ち解けて
いったのもとても良かった。

親睦会の終了時間は、16時半の予定だったが、
盛り上がりすぎて一時間以上延長していたのに、
誰一人帰る方がいなかったのは、きっと良い
会だったのだと思う。

主催者の一人としてもとても、アットホームで
良いイベントだったのではないかと胸を撫で下ろした。


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