間取りの考え方～3階？2階建てですの家
アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に関西で住宅を設計しています。
今週は先週の記事のちょっと続き？？というか同じ考え方で書いていた過去の間取りがあったので引っ張り出してきました。
先週の記事はこちら
スキップフロアの考え方の中で階層は3層でも床にカウントされなければ2階建てになるという話です。
今回引っ張り出してきた過去の間取りも同じ考え方で間取りだけ見ると3階建てに見えるけれど申請上は2階建ての間取りです。
3階に見える2階建ての間取り
まず1階は1階です(笑)
そらそうだという事を書いていますね。
2階フロアー１
こちらも2階になります。
ですが1階のダイニングの上が吹抜けになっています。
その吹抜け部分に2階ー２床がのってきます。
それによって2階の２の床も2階になります。
子供部屋の方はロフトなのでこれも床に入らない為2階建てです。
これ文章で伝わってるのかな！？
絶対伝わらない気がします笑
断面で伝えてみる
もう少し分かりやすく伝える為に今回は断面図も用意しました。
こうみると3階なんだけれど・・・
こうみると真ん中を中心に床が重なる部分が2層だから2階建てです。
伝わりました？！
今日の記事はどう書いても伝わっているか不安になります汗
まぁこれが法の抜け道です(笑)
内観パース
リビングとダイニングをスキップロアーで分ける事で別の独立した空間にもなりますが吹抜けがある事でつながった空間にもなります。
吹抜けの白い壁部分にプロジェクターで映像を写すのもいいですね。
この住宅は周辺が住宅に囲われていたので中庭を活用して採光を確保する間取りにしました。
中庭をとった分LDKが狭くなったのでスキップフロアーを利用してリビングダイニングを上下に分けた間取りにしました。
３階建てにすると色々制限がかかってきてこの間取りにするのは難しくなるのでどうにか２階建てで申請できないかと考えた間取りです。
さいごに
さて今日は先週の間取りの続きを考えなければなりません。
また先週の間取りができたら記事にしたいと思います。
では今週もありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします。
左巴建築設計事務所 さわ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？