流行りに流されない家づくり〜家づくりの考え方
アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に関西で住宅を設計しています。
以前に家づくりのSNS活用方法という記事を書きましたが
現在SNS、インターネット、雑誌など世の中には家づくりの情報は溢れかえっています。
家づくりの参考に情報を集めた結果、流行りに流されて自分たちに合った家づくりができなくなっていませんか?
流行りは必ず変化するものです。
以前私が数年前に書いた間取りを今ならこう書くと修正した記事にも書きました。
建売住宅の場合は流行りもふまえて間取りを考えますが、注文住宅の場合はどうでしょうか?
一時的なデザインや間取りに囚われず自分たちの暮らしを見つめ直して生活スタイルにあった間取りやデザインを考えていくことが大切です。
バルコニーいる?いらない問題
最近よく聞くバルコニーいらない説
環境の変化や地域によっては使用用途のないバルコニーはメンテナンスや掃除の大変さを考えると不要という意見があります。
洗濯物の干し方ひとつをとっても、外で干すのが好きな人、室内干しをメインにしている人、または乾燥機を使用する人などそれぞれのスタイルがあります。
これによってバルコニーに有無が決まる場合もあります。
水回りの間取り
水回りの間取りに関しても浴室やトイレの窓が必要かどうか。
窓があれば通風や換気がよくなる反面、プライバシーや防犯面、掃除の大変さの懸念も出てきます。
その為、これも他人の『必要ない』に流されず、家づくりをする家族みんなが納得できる選択をすることが大切です。
内装に関する流行り
内装に関してもフローリング、クロス、建具の色はその時々で流行りがあります。
しかし、すぐに移り変わっていくものだからこそ、家族が本当にくつろげる、愛せる内装を選ぶ事が心地よい家づくりのポイントになります。
まとめ
『流行りに流されない家づくり』とは自分たちが納得できる家をつくる事です。
情報はあくまで参考に自分たちのライフスタイルにあったものを選んで自分たちの為の家づくりを楽しんでください。
今週もありがとうございました。
来週もよろしくお願い致します。
左巴建築設計事務所 さわ。
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