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一級と二級

アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に関西で住宅を設計しています。

先日の怒発言の

ワンルームマンションのボリュームだしを昨日していました。

そしてふと・・・

『あ、これ私設計できない建物だ』

と気づきました。
そうなんです。
私は二級建築士です。

二級建築士はある規模になると設計監理できません。
昨日はちょうど5階建てのマンションのボリュームだししていたので完全にできない規模でした。

とはいえ、申請などができないだけでボリュームだしやプランはできます。
(実際過去の設計事務所でもやっていたので)
最終的には一級建築士の先輩にお願いすることになります。

一級建築士とらないの?

と二級建築士だとよく聞かれます。

建築士は二級と一級で建てられる建物が違うだけではなく、同業やそれ以外のお客様などにも

『なんで、一級があるのに二級どまりなの?』

という意味で一級とらないの?と聞かれます。

私も事務所開業した時に”二級建築士事務所”と書くとこの質問をされるのが嫌で二級をぬいて”建築士事務所”だけにしました。
(結局、一級って書いてないだけで二級なのはバレバレなのですが(笑))

そんなことが気になるなら取ればいいじゃん!
とお思いでしょう。

まだ開業したての頃はとろう!という意欲もありました。

もう今はいいかなと思っています(笑)

理由はシンプルに勉強が苦手。

建築士試験の勉強が苦手

『二級建築士なんて大学でてれば誰でもとれるよ』

という言葉を真に受けて、ほぼ勉強せずに受けて落ちた私です。
大学で勉強してないわけではないのですが汗

ちなみに二級建築士の試験は結局学科が4回目、製図は2回目で受かりました汗(すべて独学)

私は仕事に関すること必要な事は覚えるのですが、自分が必要ないと思うとまったく記憶力が発動しません。

二級の時に苦戦した科目は建築施工
足場の組み方やコンクリートの施工方法などの科目です。
私のまったくの管轄外なのでなかなか暗記できませんでした。

そして一級建築士の勉強をしてみたら、相変わらず苦手な施工に追加されて環境・設備の科目苦手でした。
こら無理だ~ってなったわけです。

まぁ無理といいつつ、そのうちやろうと思っていたのですが気づけばもういいかなと思うところまで来ていました(笑)
結局、私の設計したい建物が二級建築士で設計できるしなと言い訳しつつ。
単にしたくない勉強はしたくない!ってだけです。

さいごに

こんな勉強が苦手なアラフォー建築士ですが、ひいていかずにこれからも応援お願いします(切実)

仕事で設計に必要な事は調べたり、日々勉強するのは苦じゃないのにな~と言い訳もしておこう(笑)
そんな今日もやりたいお仕事の為なら『いってきます』
皆さんはお勉強好きですか?『いってらっしゃい』

左巴建築設計事務所 さわ。


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