間取りの考え方~マンションリフォーム3案
アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に関西で住宅を設計しています。
今年初の『間取りの考え方』をよろしくお願い致します。
間取りの考え方の更新を毎週土曜日に始めて約2年半が経ちました。
今年は幅を広げて色々な間取りを更新しようと思っています。
早速今回は今まで上げた事のないマンションリフォームを3パターンについて書いていこうと思います。
今まではファミリー向けの戸建てプランを記事にする事が多かったのですが、今回は単身、二人暮らし向けの間取りです。
Aプラン~1LDK 区切らない個室
Aプランは元も1LDKの間取りでしたが、ビフォーの間取りより水廻りを充実させたのと玄関収納をたくさん確保しました。
個室あたる寝室とLDKの窓を兼用している為あえて区切らずに間仕切り壁で空間を分けました。
Bプラン~1LDK 広々LDK
Bプランは2DKの間取りをAプランと同じく区切らない1LDKにつくり替えました。
必ずしも個室に収納がなくてもいいと思うので、身支度のする水廻りの近くにしっかり収納を確保し、別でシューズクロークも設けました。
収納と水廻りを一か所にまとめたのLDKと個室を広々とした開放的な空間になりました。
Cプラン~1LDK ウォークイン&シューズクローク
LDKや寝室をスッキリと暮らす為に大容量の収納を1ヶ所にまとめました。
玄関と廊下からの二方向出入りをできるようにしてウォークイン&シューズクロークを兼用にしました。
マンションでは狭くなりがちな玄関を自転車やベビーカーをそのまま置けるぐらいあえて広くとりました。
主寝室に窓を取れないのでLDKから明るさを取り入れつつ、視界も遮れるような室内窓を設置しました。
まとめ
こちらの間取り3パターンは賃貸マンションの改装案と作成したものです。
マンションリフォームの場合、既存のマンションの水廻りや床、天井などの状態によってできない間取りも有ります。
リフォームの際は工事会社様や建築士の方に現地調査をしてもらって間取りを計画してもらう必要があります。
そういった理由からマンションリフォームの間取りを記事にしてこなかったのですがあくまで参考程度に見ていただければと思い書いてみました。
また最近は家族の在り方、暮らし方も多様化してきているのでファミリータイプ以外に家族の人数が少ない暮らしの参考になる間取りを今後も書いていければと思っています。
という事で今年もよろしくお願い致します。
左巴建築設計事務所 さわ
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